復活!人生ギャグ女と私の2人旅(3) 念願の台北最大の夜市に潜入!

12/23 台中を鬼歩きしたおかげで、昨夜はクタクタになって爆睡。朝早めに起きてシャワーを浴び、ゆっくりめのスタートで朝食へ向かう。オプションメニューは昨日みたいに朝からステーキなぞオーダーしないよう、お粥と牛肉麺(笑)ガッツリ食べて元気に出かける。台湾3日目にしてやっと便通が!しっかりと量は食べていたので、ホント辛かった…。旅先でこんなに苦しむことなんてあまりないのに、一体何が原因だったんだろう?いよいよ最終日!さて今日は何する?温泉好きの私たちとしては、新北投はやっぱり外せない。松江南京から中山で乗り換えて台北車站に向かい、そこから 30分くらいMRT淡水親義線に乗って新北投と淡水に行ってみる。また、この路線は台北最大の夜市で有名な士林(シーリン)も通っているので、帰りは士林夜市にも寄れるぞ、わ〜い!温泉に入れるように簡単なお風呂セットも持ち出し、準備万端。

新北投に到着。ちょっと雨がパラついてるけど、一日持つかな?スーパー晴れ女の私をしても防げなかった雨だが、ポツポツくらいだからなんてことない。とりあえず温泉街をぶらぶら歩いてみよう。なんとなく日本の地方の観光地みたいな懐かしい街並み。なんだろう、この心の落ち着き。と思ったら、日本統治時代に発展した温泉街らしい。80℃〜100℃の源泉が湧き出ている地熱谷(ディーラーグー:地獄谷とか鬼湖と言う別名もある)に行きたいけど、サインが明確に出ていない。今日は最終日であまり時間もないので、ここはサクッと人に尋ねよう!2人のダンディーたちが立ち止まって教えてくれた。しかし…地熱谷に行きたいと言ってるのに、教えてくれた場所、全然ちゃうねんwww 教えられた通りに行ったら、日勝生加賀屋に着いたんだけどwww いやいや、確実にここではないだろw しかもガイドブックに勝手に線引かれたしw 方角は間違っていないのでまあいいけど(笑)ついでにこの日勝生加賀屋、調べたけど石川県の和倉温泉加賀屋が経営しているらしく、外国人のお客さんがたくさんいるようだった。綺麗ですごくちゃんとした施設っぽいけど、なんかお高そう。日本由来のものだし、華麗にスルーして目的地を目指そうぜwww 結構高い場所にあるから上り坂になっているけど、車道の脇は温泉旅館とか日帰りの湯がちらほらあって、路傍には硫黄の黄色いカスがこびり付いていて、既にあたりは硫黄の匂いが漂っている。さすが本物の硫黄泉。しかもこの辺は青い硫黄泉らしい。そんな珍しいの入りたすぎるぞ!!

地獄谷に到着しました。地獄谷と言うからには、もっとボコボコ煮立ったお湯が湧き出てるのかと思いきや、わりとしーーーーーーんとしてるw 見た目はフツーの池だけど、そこから湯煙がモクモク湧いていることから、お湯の温度が高いことがわかるくらいのもの。観光地としてはかなり地味だけど、みんなやっぱここで写真とるよね〜。ものすごい人が訪れている。我々も近くの人にシャッターを押してもらい、記念写真を撮って、日帰り入浴スポットを探しに行く。やたら人が出入りしているお風呂屋さんがあったから気になって覗いてみる。何やら今は満員らしい。え?お風呂、予約制なん??時間は約1時間ずつ枠が決まっているようで、次の予約はなんと15:30〜16:00になってしまうとのこと。今日はそんな時間までここにいる予定じゃないんだよね。パッと入って出れると思って油断していたよ。青い硫黄とても気になるけど、今日の深夜のフライトで帰国だし、最後にできる限り行きたい場所に行けるようにしたく、日帰り入浴は諦めようか?と話しながら、もう少し山道を上に進んでみる。すると、「景泉浴室」と書いた古めかしいお風呂屋さんを見つけた。40分で150元。空いてるか聞くと、すぐに入れるという。それならば!とお金を払って中を見せてもらってガッカリ。景色は全く見えず、温泉のお湯を使って普通の浴槽を借り切って入るスタイルだった…。なんだかな〜、そこまでして入る価値はない気がしてやっぱりやめると言うと、おかみさん、アッサリ「OK!」と快くお金を返してくれた!ニッコリ対応してくれて、すごく感じ良かったなー。急いでなくて、寝る前にお風呂に入るだけとかならこれでも全然良かったけどね、おかみさんごめんね。お店を出るとき、中からお肌ツルッツルのおばあちゃんが出てきたし、あの青い硫黄泉が美容の秘訣?!すごいね!と驚いた。お風呂を諦めて下山を決めたとき、温泉卵に目を奪われる2人(笑)これは食べとくでしょ!塩と殻入れが置いてあるだけなんだけど、結構な人気。朝食以来、初めて食したのがゆで卵。お腹空いてたからなんかめっちゃ美味しかった。

新北投の駅まで戻って、持参したバナナ(部屋に備え付けで置いてあった)を半分こして食べ、淡水に向かう。ガイドブックでは夕暮れの景色がとても美しいそうだけど、今日はあいにくの小雨〜曇り空。夕方までに回復するのだろうか?MRT淡水信義線の終点の淡水。とても大勢の人が降りた。天候が嵐みたいになってて、なんかすごいんだけどwww 小雨なのに風が強いから水しぶきがすごい。それでもお腹が空いた我々は、海沿いの屋台群を散策。スナックやジャンクフードばっかりだけど、なんかやたら美味しそう(笑)海辺の街だけに、イカ焼きとか魚介類も間違いなさそうだし。魚のミートボールみたいなものを揚げて串に刺した食べ物からいい匂いが!!1本ずつ買ってみようか。胡椒(山椒?)が入った塩を振りかけて食べるとめちゃくちゃ美味しい。何本でもいけちゃいそうだな、コレ。しかし、揚げたてあっつーーw 火傷しそうww さらに屋台群の中を進むと、清湯スープに魚のボールが入った温かいスープを提供しているお店を見つけた。うわ〜、コレは絶対うまいやつや〜!間違いないやつや〜!!と意見が一致し、入ることに。肉まんと魚のスープをまた半分こして食べる。コレうま〜!温まる!!嵐の中の小雨で、めっちゃ寒いんだよ…。薄手のカーディガンで来ちゃって、凍り付きそうになっていた体を芯から温めてくれた。綺麗なサンセットは見れなかったが、美味しいものにありつけたし、この雨の寒い中頑張って歩いたのも良い思い出だね(笑)で、ここでピンチ!寒さで膀胱が破裂しそうなくらいトイレに行きたくなり、めっちゃ速足で駅まで戻り、トイレに駆け込むw そして本日メインディッシュの士林夜市へ!!

台湾初夜市。まだ雨がシトシト降っている。足の裏とお腹にカイロを貼り、随分温かくなった。だんだん雨足は強まるけど、劍譚駅から夜市は5分くらいだし、頑張ろう。既に駅前から屋台ストリートは続いており、いい匂いが漂う。その通りに沿って歩くと、大きな派手に光る「士林市場 Shilin Market」と書いた看板が見えた。早速中に入ると、鉄砲で景品を落とすゲームとか、釣りゲームとか、エビ釣り、金魚すくいなど、的屋でおなじみの店がたくさんある。カットフルーツやスナック系のお店もちらほら。でもご飯系のお店は一体どこに??ぐるぐる回って探していると、下に降りる階段を発見。B1美食區(Food Court)と書いてある!コレは!!降りてみると、下には賑やかなご飯の屋台群が!!そう、ココや〜〜〜!!みんな楽しそうに食べて飲んで上機嫌。こんなにあったらめっちゃ迷うじゃん、何食べる〜?!いつこの台湾ドルが無くなった。今日台湾ドルを確実に使わなければならないのは空港までのバス代と、ここの屋台の飲食代のみ。無駄なく使い切るため、私が持っている分を原資にここは全部精算して、あとで円換算していつこから円でもらう作戦に。限られた資金から2人分の食事代を引いていく計算面白いw まず最初に食べたのは、ココナッツやあんこなどの具を小麦粉の生地で包んで揚げたもの砕いて、それをまたクレープ生地で包んだお菓子。粉もん on 粉もんwww なかなかのボリュームだけど、独特のサクサク感がなんとも言えない美味しさ。ただちょっと飽きるね(笑)やっぱりご飯が食べたいねw いっぱいありすぎて選べないけどどうしよー!気になっているのは臭豆腐。厚揚げみたいな見た目だけど、どのくらい臭いのか?w なんとなく、八丈島名物のくさやのような感じではないかと想像。臭い系食べもの得意な私としては、くさやならいけるし、臭豆腐も絶対いけると思うのだが。チャレンジ品目はとりあえず置いといて、ひとまず安牌のルーロー飯、ビーフン、にんにく・キュウリのタタキ的なやつ行ってみよう。周りを見渡すと、ルーロー飯は地元っ子もみんな食べてる。そしてやはり臭豆腐も頼んでいて、ルーロー飯の器にそのままおつまみ感覚で乗っけて食べてる。やっぱめちゃくちゃ気になるじゃねーか、臭豆腐(笑)他の屋台に移り、エビ入り炒飯に加え、興味津々の臭豆腐もついにオーダーwww キャベツの漬物的な酢漬けも付いてくるものらしく、コレがまたさっぱりしてて合う。フツーの厚揚げにくさやをもっと薄めたような謎の液体を塗って焼いてある感じ。コレはなかなかうまい。でもダメな人はダメなんだろうなあ…。だって正直ふとした風向きとかでウ○コみたいな臭いするときあるもん(笑)いやー、屋台安いし最高だわ。牡蠣のオムレツってやつも気になるけど、もうお腹いっぱいだし、牡蠣はあたるとかなり辛いから、今回はやめておこうということで見送る。この辺でそろそろホテルに戻ることにした。

フロントに預けておいた荷物をピックアップする時、マッサージに行くことをまた思いつく。好きだね〜、マッサージwww 長春路沿いにある安くて良さそうな表参道というマッサージ店がすぐ入れそうだったので、またフロントで予約をお願いし、タクシー(無料送迎)も手配してもらった。今日も1日歩きまくったし、いつこも私もダルダルになってる。最後まで悔いなくマッサージに行ける時間までできて良かったね。カード払いだし、あとは空港までのバス代のみ残し、余ったお金は近所のスーパーとコンビニでお土産に使い切るぞw 台湾ならではのイカリコーヒーにも行ってみたかったけど、残念ながら22時閉店でギリギリ間に合わず。1ブロック先を左に曲がったところすぐにあるスーパーでお茶やお菓子を探す。台中の漢方店でプーアル茶は買ったし、天仁紅玉紅茶という、パッケージに女性の絵が描いてあるヘルシーそうな紅茶を選んでみた。あとはお土産用に味王小王子麺というベビースター的なスナック菓子を見つけた。あとは母にバナナチップを!(でも実はコレ、バナナチップだと思って買ったけど波羅蜜というフルーツだったみたい。食べ物に関してとても保守的で警戒心の強い母はほとんど食べず、あとは私が食べましたwww)最後の最後まで買い物を楽しみ、荷物をピックアップして22:40の桃園空港行きバスに乗った。

40分くらい乗ったかな?それでもAM3:00のフライトまでかなり時間がある。荷物を整理して、なるべく荷物にかかる料金を減らすように考えなければ。2人とも行きのフライトで既に7kgちょいオーバーで来てるから、帰りはお土産も買ったし追加料金は免れられない。お互いの手荷物を7kgに抑え、そこから溢れたものは2人のものを一緒に入れて預け、その代金は2人で割ることにした。だいたい5,000円くらいだし、さほどではなく許容範囲。もともとバニラ・エアが安すぎるのだ。手続きを済ませてホッとしたところでボディーチェックに進もうとしたら、空港スタッフが何か叫びながら追いかけてきた!!何?!?!聞くと、手荷物でわちゃわちゃしてる間、チケットを発券するカウンターのスタッフが搭乗券を渡し忘れたらしく(爆)おいおいwwwそんなこと初めてなんですけどwww 呼び戻されてカウンターでチケットを受け取ったけど、かなりギリギリ?!やべーぞ、ダッシュ!!!ボディーチェックも超っぱやで済ませ、ゲートに向かって走るんだけど、バニラ・エアって弱小なのか何なのか、どこの空港でもすげー端っこにあって遠いwww もう汗だくなんですけど。いつこは途中で歩いちゃってるし、私は残りの体力を振り絞って頑張って走る走る!!私が滑り込んでとりあえず係員を止めておけば大丈夫だろうと思って。間に合った!!と思ったら、まだみんな悠々と待ってるじゃないですか。なんか走って損したな〜。喉が乾いたから自販機で水とかポカリを買おうと思ったのに、全部売り切れ(笑)なんか黒松沙士(ヘイソンサースー)とかいう怪しい黒い液体しか残ってないんだけどwww でも喉が渇きすぎて我慢できず、その怪しい液体でもなんでもいいからと思って購入!飲んでみるとDr.pepper!?(もしくはルートビアみたいなハーブドリンク)久々に飲んだなw たまーに飲みたくなるけど、今回は必要に駆られてないのに無理やり選ばされた感半端ない。かなり不本意だったがとりあえず汗は引きそう。さすがバニラ・エア。窮屈だし、AM3:00のフライトなのにシートが全く倒れません(笑)直角ですごく不自然な姿勢で、寝たのか寝てないのかわからん感じで成田に到着w 食事はついていないので、立替え分の精算がてら朝食を食べよう。

いや〜、約20年ぶりのいつことの2人旅、今回も安定の珍道中で笑いまくったね。お互いの生活の変化が色々あったり、家族の事情もあるからいつになるかわからないけど、また行けるといいな♪ 次回は台南!!! (完)

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