復活!人生ギャグ女と私の2人旅(1) やはり…常に笑いが降りてくる(笑)in 台北

1999年以来のいつこさんとの旅、ついに実現。

12/21(金)朝10時のフライトに間に合わせるべく、成田空港第2ビル駅で待ち合わせ。朝食は空港で食べればいいし、なるべくゆっくり寝ていたかったから、ほぼスッピンで家を出た。いつこが海外旅行保険に入りたいらしい。今回はバニラ・エアを使ったので、そのゲートになるべく近いところで保険加入ブースを見つける。2泊4日の旅なのに5000円くらいするんだなー。私はいつもクレジットカードのを利用しているせいか、その相場があまり分かっていなかった。

 バニラ・エアのゲート、ターミナル3だからめちゃくちゃ遠いんだよ(笑)。しかも超簡素な作りだし、さすが2泊4日航空券+ホテル付きで4万ちょいのプライス!バニラ・エアはもちろん、日本発のLCCで国際線を飛ぶのは初めて。荷物のチェックインカウンターに並ぶ。すると…手荷物として機内に持ち込めるのは貴重品などを入れた手持ちカバンもスーツケースも含めて7kgまで!聞いてないよw(ちゃんと調べてないだけだけどww)7kgを超えたものに関しては重量に応じて追加で課金するシステムなのね。向こうで捨てちゃえばいいやって持ってきたものもあるのに、追加料金払うくらいなら捨てていくのが賢明だろうなあ。身に付けていれば問題ないようなので、コートやセーターのポケットに詰められるだけ詰めて、なんとか7.2kgまで減らした。フリスク残ってたの全部口に入れたら口の中スースーだしwww とりあえずsecurity checkedのシールを貼ってもらえた、ほっ。さて、いつこはと言うと、私よりもっと酷い(笑)トレーナーやらスニーカーやら、かなり大量の現地で捨てる服を持参している。おいおい、どんだけ持ってきたんやww 荷物整理するために一旦トイレに向かったいつこさん。出てきたらダルマみたいに着膨れしてるwww 何枚着とんねんwwwとりあえず手荷物検査OKとなった我々は、無事搭乗手続きに進んだ。

ボディーチェックの所ではブーツも脱がなくてはならない。ロングブーツ、めんどい…煩わしいボディーチェックを終えたら、トイレに行って荷物整理して朝ごはん!と思った所で気付く。え?私のスーツケースがない??どこ置いて来たんだよ???もう出国手続しちゃったし戻れないじゃん!一体どうすれば?!もしかしてブーツ脱ぐのにてこずってる時に置いてきちゃったか??ガラス張りの部屋に入った空港職員の方を見て、おーい!と手を振っても向こうを向いてて気づかない。いつこが近くまで行って呼んだら振り返った!!さっすがいつこ。こういう時抜群に頼りになるんだよ、この人w 「ボディーチェックに荷物置いてきたかもしれないんですけど、どうしたらいいですか?」と尋ねると、すぐ見に行ってくれた。そして5分くらい経って、私のスーツケースを引いて戻ってきたwww あざす!1人旅の時は気が張っているから絶対こんなミスはしないのだけど、今回は2人だし、しかもいつことの旅は楽しすぎて、テンション上がってちゃんと考えられなくなっちゃうんだよねw いつこの着ダルマを爆笑していたので、このスーツケース事件でいつこに大いに爆笑された。人のこと笑うからだよ、仕返しだ!とか言って、まだ出発もしてないのに2人でめっちゃ笑った。空港のカフェでサンドイッチと飲み物を買い、2人で半分こしてしのぐ。なぜなら現地に着いたら美味しいものが待っているから。これから私たちが向かうのは台北なんだぞ、我慢我慢。

機内で着席する。3列シートの隣の女性、乗ったそばから食べ物ソッコー注文してるw 日本人じゃなさそう。結構がっしりしてるし、とにかくよく食べる。ずっとなんか食べてたなあ。約4時間のフライトで13時ごろには桃園空港に到着。(桃園はタオユエン?と読むらしいが、正しく読めないからずっとモモゾノ空港と呼んでいたw)2人の気持ちは同じ…腹減った!!でも空港にはあまり良さそうな店がないし、どうせなら市街に出て美味しい店に行きたいってことで、ホテルにチェックインした後、早めの夕食に出ようと意見が一致した。セブンイレブンで蜂蜜入りのふわっとしたカステラパンを買って半分こし、空腹をしのいだ。コンビニの外のセルフスペースのカウンターで食べていたら、向こうの方にさっき機内で隣だった女性が友達といた!しかもまた何か食べてるし(笑)どんな胃袋してるんだよ!荷物が邪魔だし、とにかく先にチェックインだ!と電車に乗る。今回泊まるのは、エバーグリーンローレルホテル台北。最寄駅の松江南京(ソンシャンナンジン)もやっぱり正しく読めないからずっとマツエナンキンだし、乗換駅の中山(チョンシャン)もナカヤマと読んで最後まで通したw 

路線図を見ながら行き方を相談していた時、隣のホームに赤字の電車が入ってきた。EXPRESS?即座に急行だ!乗り換えたい!!と思ったので、いつこに「乗り換えよう!」と促し、隣のホームに向かった。いつこは私の後ろをついて来たのだけど、閉まりそうなドアを私がこじ開けて無理矢理乗ったら、後ろの2重ドアの方が先に閉まってしまい、いつこ、まさかのホームに置き去りという事態にwwwww 電車のドアの外で「ホテル!ホテル!!」と必死に叫ぶいつこ(笑)ホテルで落ち合おうということね、よしOK!完璧なリップリーディングw 私も頷いた所で電車は出発。いつこは元々乗っていた各停に渋々戻るw 何かとんでもない事態が起きる時って、ホントスローモーションなのなw 電車が発車するまでの数秒がとても長く感じたよww 1回ケータイを鳴らしてみようか?もし繋がれば、次に私が止まる急行の駅でいつこが乗ってる各停を待てばいいし。しかし…いつこのケータイ、鳴らず。そういえばアイツ、機内モード解除とかめんどくさいから、ホテル着いてからゆっくりやろうとか言ってたな。もーー、こんな時に限って!こうなったら、信じてホテルに向かうしかない。台湾語も英語もできないいつこだが、幸いガイドブックは彼女が今持っている。旅慣れてるし、度胸あるし、アイツならなんとかしてたどり着くだろ、大丈夫だろ。と、呑気に写真を撮ったり珍しいものを見ながらゆっくり進みながら電車を乗り継ぎ、松江南京に着いた。ホテルまでは5分くらいだろうか。真っ直ぐに大通りを歩いて、非常にわかりやすい場所にあった。日本語ペラペラなスタッフがいるし、チェックインもスイスイ。その時背後からいつこが現れたwww もーー!!!超怖かったし!これからは絶対はぐれないようにしてよー?!と約1時間ぶりの再会を果たしたw ホテルの部屋も何だか知らないけど無料でアップグレードされて、落ち着いたインテリアに広いお風呂とシャワーブースもある。広くて清潔だし、とてもイケてるホテルだ。アップグレードしなくても十分いいお部屋なのに有難や〜。落ち着いた所で、さて腹ごしらえに出かけるぞ!

歩くのが大好きな私たち。電車に乗らず、まずは大通りをどんどん歩いてみた。学生さんらしき人々がたくさん歩いている、忠孝新生という駅まで来ていた。忠和新蘆線、板南線どちらも通っているこの駅は国立台北科技大学の最寄駅なんだ。台北の地下鉄は安全で車両も綺麗だし、とても快適。歩いて体もポカポカしていたし、上着なしでも全く問題ない。12月なのに…。日本よりだいぶ暖かい国ではあるけど、ダウンジャケットを着ている人もいるという謎。車内の冷房がかなり効いているというのも理由なのかな?さて、どこに向かおうか。夜市に行ってみたいけど、いくつかあってどこを選ぶのがいいのか見当がつかない。ガイドブックを見た限り、一番ここからアクセスの良さそうな北門(ベイメン)という駅で降りて、寧夏夜市(ニンシャーイエシー)に行ってみることにした。西門で乗り換えて地図に従って歩く。地下街を通ってみるのも楽しいかな?と、小規模な東京八重洲地下街的な所を通り抜けてみる。ガチャやトレーディングカードのようなものでひたすらテーブルで遊んでいるオタク集団がいたり、アニメのフィギュアの店があったり、本当にカオス!夜市で美味しいものを食べたいと思っているから、ここでは屋台やジャンクフードの誘惑には負けないぞ。で、夜市はというと…地図が示すその界隈を歩いても、ない??地元っ子で賑うと書いてあるから、ちょっと一般の観光客向きではないの?ガイドブックには18時〜24時ごろまで開催されると書いてあるけど、結局見つけられずかなり足も疲れてきた。でも小籠包は絶対に食べたい!!ということで、切り換えの早い私たちは早速店探しに移った。ヘチマの入った小籠包が気になって、そこに行きたいと言うといつこも同意してくれたので、北門の駅まで歩いて、結局忠孝新生駅にまた戻ることになった(結局戻るんかいw)。駅からお店は歩いて4分くらい。ヘチマと海老の小籠包なんて日本ではお目にかかれないけど、一体どんな味なのか???

お店の名前は濟南鮮湯包(ジーナンシェンタンバオ)と言う。日本人にも地元の人にも人気のお店のようで、既に並んでいる人がいた。とても当たり感が強いぜ!w入口には□に☑️を入れるメニューの紙が置いてある。その紙に書き込んで店員に渡せば順番待ちのNo.を書いてくれる。小籠包はスタンダード、ヘチマと海老、蟹ミソを。トンポーロー(豚の角煮みたいなやつ)、マントウ(花巻=肉まんの皮だけみたいなやつ)、酸辣湯、青椒肉絲などを注文!もちろんスタンダードも蟹ミソも美味しいのだけど、ヘチマと海老の小龍包はダイス状のヘチマのコリコリと、海老のプリプリ食感がヤバイ!トンポーローを花巻でバーガーみたいにして食べるのもまたサイコーなの。タレの味と油がほどよく花巻にしみてるのもいい。酸辣湯は美味しかったのだけど、中に入っていたグレーのぷるんとした食材が何か分からず、得体の知れないモノへの不安に駆られながらも完食。もうお腹パンパン!!ここでトンポーロー、3つも残ってんじゃねーかよ。私は自分の分は平らげたぞ。いつこ!いつもの食欲はどうした?ここに来ていつこが予想外の早さでギブアップを訴えやがった。えーー?!いつものあなたはどうしたのよ??と思っていたら、他のお客さんがお持ち帰り袋を持っているのを発見。これは持ち帰り決定だろw お店の人に言ったら快くOKしてくれた。しかも、マックみたいなバーガーを入れるボール紙の箱にわざわざ1つずつ入れてくれて、かなり親切。お腹いっぱいになったところでホテルに戻る。もうデザートなんて入る余地なし。部屋に備え付けのコーヒーを飲みながら、明日の台中の作戦を練る。交代でお風呂に入ろうかと準備し始めた所で、マッサージ行きたくない?という流れになり、いつこがフロントに聞きに行ってくれた。なんと、無料で迎車が来てくれて、帰りも送ってくれるサービスがあるらしい。それなら安心だし、行ってみる?足つぼとシャンプー両方いけるかな?フロントの日本語ペラペラのお兄さんがスムーズに予約までやってくれた!

23時にピックアップされ、車で走ること約15分。豪門世家理容名店(ダイナスティエステ。自分で名店とか言っちゃうのウケるw)の足裏マッサージ(700元)とシャンプー(500元)。なぜか志村けんがイメージキャラクターになってて(写真無断使用疑惑か?w)、そこら中に志村の等身大パネルやら、写真やらがあって、待合室には顔ハメパネルまであるwww 足裏に案内された部屋には美容室みたいなリクライニングチェアがあり、ほとんど真横になってやってもらえるから快適である。しばらくすると2人のオッサンがやって来た。何となく女性が来そうなイメージだけど、結構なお歳を召したオッサンだったから、思わず笑ってしまった。しかし!!このオッサン達、決して侮るなかれ。手触りがソフトでマッサージも滑らかで、めちゃくちゃ気持ちいいのである(笑)台湾マッサージの足ツボって痛そうなイメージあるけど、全く痛くなく、とてもソフトな施術で不覚にもオッサンに昇天させられてしまったwww 延長できたらしたいくらいだけど、次のシャンプーがあるから、予約時間の関係でそれはできないらしい。マッサージの途中で「角質取り先生」なる怪しげな人物が乱入してきて、角質取りをオプションでやらないかと迫って来た。やらないと断ると、「何デヤラナイ?!」と怒られたwww だって時間無いんだもん、無理でしょ。マッサージは明日また来ちゃおっか?って言ってしまうくらい気持ちよかった☆イエイ、ベテランオッサン、ありがとう!!次はシャンプーに案内される。なぜか一旦エステの外に出るシステムらしく、ちょっと裏通りを歩かされ、着いたのはフツーの美容院(笑)エステと提携しているらしく、シャンプーはこちらの美容院が担当してくれる。どうやらここが24時までの営業だから、足ツボの延長ができず、かなり店舗間の移動に急かされたことが判明w 支払い時(料金は先に払うシステム)に受付のおばちゃんの顔が不機嫌だったのはこういうことか。

さて、台湾式シャンプー初体験。たこ焼き屋がサラダ油を入れているみたいな先っちょが細くなったポリプロピレンの容器から水が出て、私の髪の毛が少しずつ濡らされていく。え?シャワーとかシャンプー台使わないの??すごく斬新であるw うまい具合に少しずつの水とシャンプーを私の髪の毛の上でくるくる泡立てて、まんべんなく頭皮まで濡らしてアワアワ状態にされた(笑)で、ここからが見せ場!髪をトンがらせて先っちょをおっ立てるw そして、しきりに「写真!写真!!」と言う。ああ…写真まで撮ってくれるシステムが確立しているのか!シャンプーをしている人とはまた別のお姉さんがカメラを連写してくれる。わー、連続写真おもろ〜。これはいい記念になる。そして、やっとシャンプー台に移動。すすぎは極めてフツーに終了。そして、ドライヤーがまた見もの!鏡越しにジェスチャーで髪をクルクル巻きにしたいか?と聞いてきたので、せっかくだからお願いすることに。もう閉店間際だったからかも知れないけど、最初2人だった乾かし要員が最終的には4人がかりでドライヤーやコテで私の周りを囲み、寄ってたかって乾燥と同時にクルクルカールも始めた(笑)何だ何だ?!なんか大事になってない?w あっという間に乾き、クルクルカールも完了。写真を撮って早々と店を出なければいけなそうな雰囲気。最後までウチらのシャンプーのためにスタンバってくれてありがとう。とても貴重な経験ができました!そんなわけで私たちは深夜の台北エステ事情もキッチリ取材することができ、大満足でホテルに戻り、眠りにつくのであった…。続く。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?