プロバスケットボール
男子プロバスケットボールのリーグ、Bリーグを観てきました。横浜国際プールで開催された、横浜ビーコルセアーズとサンロッカーズ渋谷の試合です。
知り合いから二枚チケットをいただいたので、あと二枚買って家族で観戦しようとしたのですが、買えませんでした。とてもではないけれど試合一週間前に一般購入で手に入るようなものではなかったのです。
当日は過去最高の動員数(5,340名)だったそうです。会場は立ち見席まで満員でした。
二階席の前の方は、想像していたよりも低いです。座席は一列ごとにかなりの高低差があって、こどもの座高でも視界良好です。
私と十九才長女の席の近くは小学生男子が五、六人いました。応援の声が本気で、持っているハリセンがボロボロになるほど大きな音を出していました。
幅A3サイズだけど、もう少し長さのあるこの厚紙を入り口でもらいました。自分で蛇腹に折ります。
会場では、マイクで応援の音頭をとる人がいて、みんなで息を合わせてハリセンを叩きます。音楽とマイクの音量も大きいのですが、このハリセンの生音が重なってすごい迫力でした。
その会場の空気の中で観るバスケットボールは、とても興奮するものでした。ポイントガードからのゴールに繋がる高速パスや、高身長の選手の速攻ダンクなどはゾクゾクしました。
ただ、渋谷は本当に強くて、切り込みからのテクニカルなシュートのほか、何度もフリーでスリーポイントを打たれて決められてしまいました。横浜は攻撃のとき、打った瞬間に入らないとわかってしまうようなシュートが続いてしまいました。
横浜のホームゲームのチケットをいただいたので、横浜のチームを応援していましたが、敗戦はとても悔しかったです。
河村勇輝選手のことはさすがに存じ上げていましたが、実際に試合されているのを見られるとは想像もしていませんでした。
不利な状況を立て直そうと、リズムを変える速いドリブルや強いパス、外からのシュートなど精一杯闘ってらっしゃいました。プレイがとても目立ちます。あの5番の選手は河村勇輝だと気付いたとき、スターなんだなとおもいました。
小学生がこのプロプレイヤーたちの試合を観られるということは、希望だとおもいます。
五千人の大歓声の中の試合です。コートにいる全員がプロ。河村選手だけではなく、目を見張るようなプレイが続きました。
試合が終わり、選手が並んで客席に挨拶をしているとき、歓声の中から推しの選手の名前を呼ぶボーイソプラノが聞こえました。選手と同年代に見える男性が、選手の下の名前を呼んで手を振っていました。プロスポーツチームのある町って、いいなとおもいました。
いただいたチケットなだけに、とんでもなく良い席で、大変貴重な経験をさせていただきました。本当に興奮して叫んで、長女とハリセンばんばん叩いて楽しかったです。
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