u&i 〜今いちばんすきなテレビ番組 と すべてのひとの"もの"の感じ方について〜

あいぴょんは、NHKのEテレ(昔の教育テレビ)がだいすきで しょっちゅう視ている。

今、1番すきな番組がある。
Eテレに限らず すべてのテレビ番組の中で、今 最もたのしみな番組。

水曜日の朝9時の放送なので、仕事があるから 録画してまで視ている。

u&i という番組。
小学生向けの番組だけど、めちゃめちゃ勉強になるし おもしろいし 心に染みる。

だけど すごくポップ!! 押し付けがましくないの。

映像やキャラもキュートだし
妖精が出てくるんだけど 声が Hey! Say! JUMPの伊野尾慧さん・きゃりーぱみゅぱみゅさん だったり
博士の声が 笹野高史さん だったり。
楽しい。

で、今日の回 も めちゃめちゃ考えさせられた。

話は、いつも アイちゃん(アイくん の時もある) というコの ゆめの世界から始まる。

アイちゃんの夢の中に 妖精が2人(2匹?)出てきて
アイちゃんが 妖精に相談をするの。

しかも歌って相談しないといけない。
タモリさんのきらいな ミュージカル風 笑

今日の悩みは
「♪ となりの席のユウくんが ちょっと変わってる子なんだ 授業中にね えんぴつを ずっとコロコロさせてたり 体操着バンバンたたき続けたりするから ユウくんの動きが 気になって 授業に 全然集中できない!」(これぜんぶ歌)


で妖精と話す。(歌タイム終了)

妖精「やめて!って言えば?」
アイ「何度か言ったけど、結局ユウくん またやっちゃう」
妖精「何か理由があるのかな?」
アイ「落ち着きないのに 理由なんてあるの?」
妖精「本人に聞こ!」

急に、ココロのでんわ☎ というのが出てくる。

ユウくんのココロに 繋がるらしい。

で、ユウくんのココロに 直接聞いてみるんだけど

ユウくんは 光の感じ方が ほかの人と違うらしいことが判明する。

光が とても眩しくみえるらしく、
教室の画びょうがギラギラ光って見えたり
みんなの教科書が光を反射して 目が痛くなったり、気持ち悪くなってしまうほど。

でも ユウくんは クラスで1番跳び箱が跳べる。
体育の授業(体育館)で よく活躍してるらしい。
どうやら 大丈夫なときもあるらしい。

太陽の光の具合は、天気・時間・場所 によって当然変わるので、状況も状態もいつもちがう と
ユウくんのココロは 一生懸命じぶんの言葉で説明する。

教室を出て行きたいくらい つらいときもあるらしい。
ユウくんが 落ち着きがないのは それを紛らわすためだった。

当然、アイちゃんは びっくりする。


そこで、急に 夢の中に 博士が登場。

「ユウくんみたいに 大変なコはたくさんいるし、理由も 困ってる内容も いろいろ。」(聴覚過敏、触覚過敏のコの例も出てくる。)

「アイちゃんは、カレー好きかい?」と博士が尋ねる。

「同じカレーを食べても、すごく辛いと思うコもいれば、全然平気なコもいるよね。
もの の 感じ方は 人それぞれちがう、ということ。 さらばじゃ」

といって博士は消えてしまう。

…わたしは もう なんか 胸がいっぱいになった。


大変じゃなくても、つらくなくても、感覚過敏じゃなくても、

すべての人は 人それぞれ ものの感じ方が ちがうんだ。

って 思った。

当たり前のことだけど めちゃめちゃ 心に染みた。頭にガツンと響いた。

忘れてしまいがちなことだなって。

でも⚠⚠⚠
この番組が素晴らしいのは ここからなの!!!!!

アイちゃんが
「ユウくんの事情も 大変なことも わかった。
でも わたしも勉強に集中できないのはこまる。だから やっぱり やめて欲しい。」

って言う。


で、何とか ユウくんが 過ごしやすくなる方法はないのかな?って
アイちゃんと妖精達は考える。

席を変える! …でも太陽の光が さす場所は 毎回ちがうから そのたびに移動しなきゃいけない。そんなの現実的じゃない(>_<)

いろいろ考えてみるけど、結局 解決方法は見つからない。

ふと、アイちゃんが
「ユウくんは どうして欲しいんだろう?」とつぶやく。

して欲しいことがあるのかな
それとも 何にもして欲しくないのかもしれない

って。

アイ「ユウくんに直接聞いてみるよ。ゆめから さめたら ココロの電話使えないでしょ。」
妖精「そうだね。お互い新しい発見があるかもしれないし。」

アイ「なんて声かけようかな…」
妖精1「おいらなら なんでなんで って質問したいな」
妖精2「わたしは、ユウくんが話しやすいように どう感じるの? って聞くなぁ」
妖精1「確かに なんでなんで って聞いたらプレッシャーになるもんなぁ…」

ここで アイちゃんは目が覚める。

番組はエンディングに。

アイちゃんとユウくんが どうなったのかは わからない。

わたしは 泣きながら テレビをみていた。


実際、障害があったり 病気を患っている人は
大変で つらくて 苦労していて…

でも だからと言って
周りの人が 困ったり 我慢するのは おかしい!!
社会に出たら 働きだしたら、きっと そんなの成立しない。


わたしも こどもの頃から 強迫性障害で
毎日大変で つらくて、そして 周りの人達に とんでもなく迷惑もかけた。
傷つけたし、傷ついた。


でも お互いに上手くやっていける方法・しあわせになる方法
探す価値はあるはず。ぜったいに。

元気な人・デキる人 は
みんながみんな 能力があったり キャパシティが大きいわけじゃないことを理解しないといけないし、
いろんな苦労があるって 知ろうとするべきだと思う。

そして元気な人・デキる人だって
みんな それぞれ苦労している。大変なことがある。

いま、大変で つらい人 は
どういうことが大変なのか
どうして欲しいのか
どうして欲しくないのか
自分で 具体的に、説明しないといけないなと思う。
そして どんな人も それぞれ苦労があり 大変なことがあり 自分だけが大変なのではないことを知らないといけない。

これって
すべての人間関係でも そうじゃないかな?

ちゃんと言葉で伝えないといけないなって 思った。

恋愛でも友情でも。家族ですら 自分じゃない人のことは わからないんだから。

理解をしてもらおうとする勇気と努力
理解をしようとする優しさと努力
たいせつだよねぇ。

http://www.nhk.or.jp/tokushi/ui/?das_id=D0005190171_00000

↑オフィシャルサイトで 番組の今回のお話を 最初から最後まで無料で視れます(^o^)
期間限定だと思いますが。

もう ほんと 大人も
会社とかで 堅苦しい人権研修受けるくらいなら、この番組を見ればいいと思う。
わかりやすい。

国民の受信料で 番組作ってるだけあるなぁ。

(余談だけど わたしは 普段からNHKをめちゃめちゃ視ているので 受信料を払うことに抵抗ないな。これは もちろん 人それぞれ意見があるだろうけど。)

なんか あまりに まとまりがないけど
NHKの回し者みたいになったけど

おわり。


読んでくださって、ありがとうございました。
心から。いつも 愛をこめて。

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