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Aqua note

オタクになってから、普通の人生を送っていたら出会わなかったであろう言葉をたまにメモるんだけど、その一部を適当な感じでつらつらと。

オタク達と飲んでる席で、私が私らしからぬ発言をすると「あ、いま澱(よど)んでいるAquaが出たっ!」と言われる。

SNSでは「綺麗なAqua」
酒の席では「澱んでいるAqua」

というところだろう。Aquaだけに水で例えたワードセンスは褒めたい。汚染された、じゃなくてよかった。

きっと今回のnoteではそんな「澱んだAqua」が出てくるかもしれない。

※記事内で使用した画像は全て私が撮影したもので、その使用に関しては内容とまったく関係ないのであしからず。単なる挿絵です。

Fam(沖縄遠征)

義務感でオタクをしない。


これは有名な言葉でちょいちょい耳にする。私はオタクをする上で目的と行動がズレているなと感じた時、この言葉を思い出して感情のコントロールを行うことが多い。

私のマイルールの一つに「主現場を干して他の現場にいかない」というのがあった。実際2023年はそのルールに則って行動していた。他に魅力的なliveであったり、他で重要なliveがあった場合でもそっちを我慢して主現場に行った事が何回かあった。別に後悔もしていないし、それがどのLIVEだったかも覚えてないくらい些細なものなのだが、その瞬間は心苦しさを少々感じたような気がする。

別に私はガチ恋ではないので、あまり意味のないルールで自分を縛り付けるのはオタクを続ける上で精神衛生上よくないと思ったのである。

ということで、私は昨年の9月か10月頃にこのマイルールを改正した。

「主現場があっても他に行きたいと思った現場があれば心に従って行く。」
「対バンで、魅力的な指名入場特典があればそっちを優先する。」

この二点だ。

ただ今のところ改正してからこのルールが適用されたことはない。

おそらく義務感でオタクをすることをしないと決めただけで心が軽くなっているのだろう。

かかかぶぶぶききき(TUBASA)

人の推し方に口を出さない。


これはオタク初期に教えてもらった言葉だ。とても腑(ふ)に落ちて大事にしている。オタクという繊細な生き物と接する上でもっとも必要な思考じゃないかとすら思う。
特にSNS等では絶対ダメだ。匂わせたり、遠回しに書き綴(つづ)ったって、本人にはわかる。たった一つの文言で人間関係なんて簡単に終わる。
DDだろうが、推し変だろうが、チェキを回せようが回せまいが、カメコだろうが、沸き勢だろうが、最善管理だろうが、人に迷惑を掛けさえしなけれ好きにしたらいい。
まぁ、この言葉を教えてくれた本人は、飲んでる時めちゃくちゃ人の推し方に口を出す人で、それはそれでまた人間味があって面白い。そう、飲んでる時は別だ。瀬戸内寂聴さんの「人の悪口言いながらご飯食べたらおいしいですよ」という言葉を思い出す、澱んだAquaである。

ルルネージュ(澪川舞香)

アイドルはさ、驚かれないといけないからねー。
これはとあるアイドルの配信で耳にした言葉だ。経営セミナーなどで顧客を掴むには「驚きと感動」を提供しろ、みたいなフレーズをみかけるがまさにこれだなと感じた。
驚くほどの美人、驚くほどスタイルの良さ、驚くほどの歌声、驚くほどのパフォーマンス、驚くほどの人心掌握術(じんしんしょうあくじゅつ)、どの分野の「驚き」を与えるかはそのアイドルにもよるかもしれないが、ファンを掴むひとつの真理じゃないかなーと。

私の推しはどうかな。驚くほどの清純派、驚くほどあどけない、驚くほど離れ目()、驚くほど伸びしろしかない、うーん、どれもあってそうで違うような。なんだろうな。私は推しの何に惹かれているのか上手く言葉であらわせないし、そもそもあらわす必要もないんじゃないかなとすら思っている。

だって好きなんだもん。(某坂道グループを卒業した伝説のアイドル風)

ただ推しがそれを自分で探そうとしていることはとても嬉しく思っている。

夢みるアドレセンス(三原わかな)

楽曲派という言い訳
これは私のDD師匠の名言、だと思っていたけどオタク界隈では有名な言葉だということを後から知った。
DD師匠はDDを極めているのでSNSなんてDDの痕跡を残すような馬鹿な真似はしない。ただそっとどの現場にも現れ、早くから遅くまで様々な対バンを観ている。特典会もさりげなく色々と行っている。きっと読んでいる人も私のDD師匠が誰だか分かる人は少ないはず。

話がそれた。

私が、DD師匠に推したいと思う子は顔ではなくパフォーマンスで選んでいると話したら、

「楽曲派という言い訳を思い出しました。そのマインドでオタクするとDDになるしお財布が持ちませんよ。」

と言われてぐうの音も出なかった。そして実際にそうなっている私がいる。

夢みるアドレセンス(鳴海寿莉亜)

他界なんてない、少しお休みするだけ。
これは私がとあるアイドルさんを他界したくて悩んでいた時に、相談したオタクに教えてもらった言葉だ。この言葉でスッと心の中の鬱蒼(うっそう)とした気持ちが晴れやかになったのをよく覚えている。

他界なんて宣言する必要はないし、気分が乗らなければ現場にいかなければいい、ただそれだけ。でもまた絶対行きたくなる時がくるから、そしたらまた行けばいいんだよ。」

確かにそうだなって思った。あくまでも趣味だから。私の判断基準は、聴きたい曲、観たいパフォーマンス、撮りたいアイドル、話したいアイドル、会いたいオタク、お財布、気持ちのよい対応の運営、これらのバランスがベストな現場を決めて行く。

オタクが唯一自らの意思で選択できるのは推し(現場)を選ぶことだけなのだから。

INUWASI(はのんまゆ)

まだ他にもメモにある名言、迷言はいくつかあるけど今回はこの辺にしておこう。ここまで読んでくれてありがとう。

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