【ビジネス書】タピオカ屋はどこへいったのか?

タピオカ屋はどこへいったのか? 商売の始め方と儲け方がわかるビジネスのカラクリ | 菅原 由一 |本 | 通販 | Amazon

私の好きなyoutuber 脱税理士のすがわらくんが書いた本です。
(12) 脱・税理士スガワラくん - YouTube

いろんなビジネスモデルを紹介されています。

タピオカはなぜブームになったのでしょうか?
タピオカは今回が3回目のブームとのことです。
以前に飲んだことがありますよね。

1回目は1992年。 22年前です。
アジアのスイーツがブームになり、タピオカの触感とココナッツミルクの愛称が良く売れました。
パンナコッタとかナタデココとか売れましたよね。

2回目は2008年。 16年前です。
それまで白かったタピオカが黒くなり、ストローで飲むようになりました。
タピオカミルクティーとして親しまれました。

3回目は2018年。 6年前です。
LCC(格安航空)の普及とともに、台湾旅行が人気となりました。
同時にSNSで見栄えするものとしてタピオカ屋が急増しました。


地元の松阪にもタピオカ屋ができたくらいです。
けど今はもうありません。
タピオカ屋さんは破産してしまったのでしょうか。

ブームに乗って出店するには初期コストがかかります。
しかし、初回のコストさえ元が取れればあとは楽です。
タピオカ屋さんなどは、運営にはほとんど費用が掛かりません。
仕入も少なく、原価が高い。
人件費も一人いればよく、バイトでも回せる。

ブームで利益が出れば、その後閉店しても利益が残るということです。
それを元手に次のブームを出店すればよいわけです。


他にも、
・流行ってなさそうなスナック
・1個2万円もする高級メロン
・ラーメン屋さんが麺の硬さやトッピングが選べるわけ
・携帯会社の契約はなぜ分かりにくいか
・コンビニで日用品が増えているのはなぜか
など紹介しています。


周りを見渡すと、知らない間に新しい店ができてたり、
ずっとあったお店が閉店していたりします。
なぞに営業を続けているお店もあります。

全ては運営している人がいて、商売を成立させており、全てに理由があります。
時代の流れを知ることで、目に見えている世界に全て意味があることを思い知らされます。
皆さんの知見を広げる良い一冊ですので、是非ご一読下さい。

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