【本】佐藤ママの本
受験は母親が9割 佐藤ママ流の新入試対策(佐藤亮子 著)
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佐藤ママ、ご存じでしょうか?
受験界では最近一番有名な人だと思います。
簡単に紹介すると、
子ども4人を東大理三(医学部)に入学させた母親です。
それだけ聞くと、スパルタ教育で子供を勉強漬けにしたとか、お金持ちでお金の力で学力を上げたとか、才能がすごくて勉強ができただけみたいな印象を受けます。
佐藤ママはよくテレビやyoutubeにも出ていて、奈良県出身なので、関西のおばちゃんみたいな感じで、雰囲気を読まず言いたいことをとことん言います。テレビ受けしそうな感じですかね。
しかし、本の内容としては、子どもの教育について熱く語られています。
・母親は子供が18歳になるまでは全ての責任がある
・子供は未熟なので、全ての管理を行う。 管理することで将来の自立を促すことができる
・やる気を出させるためには、それぞれの子供の特性を理解して、その子に合った方法を探す
ようは、子どもの未熟さと大人になるための自立とのバランスを母親としてしっかり見極めることが大切のようです。
そんな母親の声は良く分かりましたが、実際子どもがどう思っているのかと思い、子どもへのインタビューもテレビで見たことがあります。
子どもは「母親に教育してもらって良かった」と言っています。
間違いは間違いであると指摘する一方、
良いことはしっかり褒めて、自己肯定感を高めてくれた、そうです。
言葉ではわかっていても、それをするのが難しいのが子育てですね。
しかも父親と母親で育てるので2つの意見がありますから。
佐藤ママの家では父親は弁護士的な仕事のようで、そりゃ遺伝も関係しているしお金もあると思いますが、父親は一切口出ししなかったそうです。
この本を読んで感じたことは、
①子供の自主性ももちろん大事だけど、子どもは未熟で短期的な考えが多いので、親として子供が希望しなくても、方向性を導き出すことは大事。
それが、中学生でも高校生でも本人に100%委ねるべきではない。
②子供の受験はゲームのようなもの。
効率よく勉強する×子供に効率よく勉強してもらう
この環境を整えるで誰でも東大に受かることができるのではないか。
勉強は、努力と結果が比較的結びつきやすいと言われています。
スポーツで一流になるには努力だけでは難しいです。
仕事で成果を出すのも努力だけでは難しいです。
勉強は努力が目に見えて点数化し、やった分だけ増えていきます。
うちの子も一人ぐらいは東大行ってもらいましょうかね。
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