【仕事】仕事ができる人とは?
仕事ができる人の基準はたくさんあると思います。
・言われた仕事を手早く終わらせれる
・ミスが少ない、ミスが少なくなるような工夫ができる
・一緒に仕事がしやすい、チームワーク力がある
・接客が上手、相手の状況に合わせて話ができる
・やる気がある。周りの人をやる気にさせる
・楽しく仕事ができる、一緒にいて面白い
・自ら進んで仕事に取り組める
などなど思いつくものを羅列してみました。
文字にすると色々あるかと思います。
いろいろな要素があると思いますが、私が思う、仕事ができるというのは、
次の2点に集約されると考えています。
①問題解決能力がある
②問題発見能力がある
よく似た言葉かもわかりませんが、少し分解してみましょう。
①問題解決能力
与えられた問題に対して、素早く、正確に、協調して解決に導く力です。
先ほどの例では、
・仕事が早い
・ミスがない
・チームワークが良い
などが当てはまります。
要は、「この人に仕事を頼めば、安心してやってくれるなという人」です。
一般的に仕事が出来る人です。
②問題発見能力
日々仕事をしていると、何かしらやりにくいこととか、効率化できることとか、サービス向上できるものなどあると思います。
やらなくてもいいけど、やったらもっと良くなることがあるはずです。
これは何年仕事していてもいつでも起こりうることだし、
何も問題のないところからでも、より良い方法を考えて、新しく改善します。
「この人に相談すれば、何か良い方向に導いてくれる人」です。
頼れる人とでもいいましょうか。
大体の仕事は①か②に結び付くのではないでしょうか。
①は経験、知識、慣れが影響して、日々仕事をこなしていけば、少しずつ上達していくと思います。
しかし、②に関しては、経験はもちろん大事ですが、日々仕事をこなしていっても、注意していないと成長しないと思います。
全く同じことをしていても、気付く人と気付かない人では見ている目線が違います。
②では、
自分の能力を理解し、
相手が望むことを想像し、
相手が自分のことをどう思っているかを理解することも必要です。
他者から自分がどう見られているかというのを「メタ認知」と言います。
客観的に自分を見るということです。
そして、それが分かったうえで、自分の希望する行動をするわけではなく、
相手が、自分がどう行動してほしいかが分かり、その行動ができることが大事です。
これを理解したうえで困るのは、
自分の思う自分の行動と、
相手が思う相手がしてほしい自分の行動が違う場合です。
私はカレーが食べたい。
相手は、
「私がハンバーグを食べたいと言ってほしい」
と思っている。
正直にカレーを食べたいと言うか、
嘘をついてハンバーグを食べたいと言うか。
そういう場合は、答えは2択ではありません。
一緒にハンバーグカレーを食べに行きましょう。
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