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サ旅に見る滞在時間

※当アカウントから発行する記事は、温浴施設経営者向け有料メールマガジン「日刊アクトパスNEWS」(https://aqutpas.co.jp/mailmagazine/)の過去記事を再編集したものとなります。

(執筆日:2022年5月17日)


   ゴールデンウィークは久しぶりに活気が戻り、業績も比較的好調だった施設が多いようですが、皆様はいかがでしたでしょうか。

SNSを見ていても、遠方、中には海外まで「サ旅」に出掛けた方をたくさん見かけました。もはや、旅行に行くことに眉をひそめる方も減ってきているのではないかと思います。


これまでにもお伝えしていますが、
アクトパスでは日帰り温浴施設の滞在時間はお客様の移動時間の6倍と考えています。

10分で来れるお客様なら1時間。

30分かけてこられる方なら3時間。

1時間かけて来られる方なら6時間…ということです。

足元の人口が少ない施設の場合は、広い範囲からお越しいただかなければ商売が成り立ちにくいため、長く滞在していただけるような魅力と環境(例えば、充実した休憩スペース、コワーキングや飲食、リラクゼーション等)を整えておかなければならないとお伝えしてきました。

この考え方自体は変わらないのですが、最近の「サ旅」の様子を見たり、自らも遠征して遠くのサウナに行ってみて、あることに気付きました。

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