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#1 都会の真ん中にある異世界、明治神宮

先日、明治神宮を訪れた。

以前、用事で参宮橋のあたりをふらついていた時、突如として現れた巨大な鳥居を見て吸い込まれるように中に入った。

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鬱蒼とした木々に挟まれたシンプルな砂利道が続くその世界は明らかにさっきまで歩いていた東京の街中とは違った世界だった。

先述の通りその日は用事があったので、奥深くその世界に浸ることはできなかった。が、たった10分しか過ごさなかったのに、僕はその世界にすでに魅了されていた。

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その日から4日後、つまり、用事で参宮橋を訪れたその週末に、僕はまた明治神宮に赴いた(先日訪れた入口とは別の入り口から)。なるべく早く明治神宮に向かいたかったんだと思う。

改めて見る大きな鳥居。鳥居は神域と人間の住む俗界を隔てるために存在しているそうだが、この鳥居はまさにそれを体現していると感じた。木の力強さだけが残ったようなその奥深い黒色にも迫力があった。

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中に入ったその先は、まさに都会の中の異世界。その統一された世界観にただただ魅了され続けた。

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無駄な情報が見えないよう徹底されたその空間は、情報で溢れかえる東京へのアンチテーゼかのように美しく存在していた。

もちろん、現代的なトイレ、広場、土産物屋なども存在はしていたが、それらはメインの道からは外れた場所に、メインの道からは見えないように設置されていた。

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こういった情報の整理が明治神宮を異世界たらしめているんだと、そう思った。

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明治神宮、都会の情報量の多さに疲れた時に何度も訪れたい。そんなふうに思わされる場所だった。


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P.S.

明治神宮という異世界から出た後、あまりの情報量のギャップに酔いそうになった。

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写真:金澤有剛(@ar_tk4
モデル:なつみ(@n_p_0

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