雑談的なとりとめない日記・台湾がらみ

自分で自分にツッコミますっ!これだけはっ!!覚えとかんと!!!心がけひとつで!!!!エイエイエイヤー 

みたいな日記を日々書いてきてしまったので、ちょっとここいらでスモールトーク的な話を書く。私はスモールトークが年々好きになり、天気の話も味わい深くどちらかというと好きであり、と言っても向こうが乗らなくても自分からがんがん話せる、という程ではないのであるが。いつかは、その場の空気を和ませようという気遣いもあるからだが、自分から勝手に語りだす系の奇妙な人、という印象を見知らぬひとに与えられるようになるのであるか。

あっ でも書こうと思ったことのうち大事なほうをいま度忘れした。なんだったかーーーー

と、思い出した。ふう、やばいのお…

今とても薄いコーヒーを飲んでいる、これぞアメリカンといった味である、私はアメリカンが好きではないなあ。としみじみ飲む、作ったらなんだか薄くなってしまったのだ。

台湾ではカフェのようなところでブラックコーヒーを頼むとたいていがアメリカンであるようだ。マグカップになみなみと入ったアメリカンだ。濃いのが飲みたいならばエスプレッソになる。いわゆる日本における、ブラックコーヒーと聞いてイメージする、アメリカンとエスプレッソの間くらいの濃さ設定からすると、明らかに薄い、ことが多かった。それがまた、量が多いのにうまくなかった。ごめん、うまいまずいは好みの問題かもしれない。でも、もうちょっと目覚める苦さがあってもいいかなと思うことがあった。やはり台湾のひとは苦いものにはまず氷、そしてミルクとか砂糖とかはちみつとかタピオカとかゼリーとかをぶっこんで飲みたい気持ちが当たり前なんだろう。

だがまあ…アメリカンのいいところは、きっと薄くてがぶ飲みしても問題ないところではないだろうか、薄めたコーヒーを次々と飲み下しては、頑張って働こう的なメリケンな意図を感じるのであった。そして苦くておいしいと思うコーヒーは、それだけに「あーなんか、甘いもの食べたい」などと思い出しがちなので危険である、苦みと甘味は常に手と手をとって美味しい時間を増強する。

が、これがアメリカンだとひたすら飲みでもいいのではないか。主張もないので無意識に飲める、そう、水のように、仕事しながら…、やっぱり、コカコーラもそうなのだろうが、ハタラケハタラケー!!応援ドリンクなのであろう…。

***

さて台湾のスーパーで土産を買うというのが地味なミッションのひとつであったのだが、そういえば過去に小北百貨とかいう安売りスーパーになら入ったことがある、しかしそこはあくまで「安売り」で品ぞろえはちょっと百円ショップみたいな感じだ。で、たまたまあった台湾でよく見かけるスーパーマーケットのひとつに入って、お、初めての台湾スーパー♪と静かに浮かれて物色していたら、商品の試飲を薦めるお姉さんに引っかかって、朝鮮人参ドリンクを飲んだ…らね。

それはすっきりした小ぶりの瓶入りの朝鮮人参ドリンクで、味はほのかな甘みがあるかないかくらい、においもそこまできつくなく、飲みやすかった。「朝鮮」人参だけどれっきとしたメイド・イン・タイワン製品でもあるので、10個箱入りを買うことになった。重くてちょっと後悔したが。健康にいい、元気になる等とすすめられたのと、売り子のお姉さんの台湾的な抜けのあるトークが悪くなかったし結構長いこと話してしまったので、買ってみようかなと。

お姉さんは日本語がしゃべれた。ちょっとカタコトではあるものの、笑顔も作り笑顔でなく自然だった。それにひと箱売れたからもっとニコニコであった。そして、ちょっと声をひそめるかのようなニュアンスを込めてこう言った「パパさんにいいヨ」

(…それは、東南アジアの観光地など…で「シャッチョーさん」と連呼する女性たち…自体が懐かしいイメージである…の言い方の微妙さを連想させた。)「ふうん」と思った。私はただ、この、カタコトシンプルな言い方ひとつで、一気に言いたいことが通じる、通じさせるこの外国語としての日本語力、というものにしばらく感じ入ったのだった。

さて、朝鮮人参ドリンクは確かに、暑くて体も頭もぼけっとしてしまうときなど、画期的な効力を発揮してくれた、レッドブルなどと組み合わせると、忙しくてあんまり眠れないというとき、移動の多い旅でしんどいけどやるしかない、というようなときには最強の味方である、と思った。もうね。眠気なんてぶっとびますって。

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