記憶の細かい軽い石

もう何年も前父が亡くなった翌日ある人にそのことを伝えたら「まあ、〇〇でも食べて」という少し冗談めかした返信が来た〇〇というのはその人と何度か話したことのある地方の名物料理で語感がなんとなくフザケているのだが私はその返信には何も感じる余裕がなくて返信しなかった、その後「ごめんね」ってメッセージが来た 済まなそうな気持ちが伝わってくるようだった、それだけの記憶だがふと甦った。
私はなにそれ?ってムッとする余裕もなかったし本当に何も感じなかった こちらのメッセージが重かったのかな、と思ったかもしれない それだけだ。

謝られて、怒ったんじゃないよ、と思った
その人は敏感なのであんまり強い悲しみとかはその時困ってしまったみたいで 無理、って感じでその時は引かれたように思った 強くじゃないけどピシャッと戸を閉められたような、それもでも そんなに大きなことじゃなかった その時はイッパイイッパイだった

思い出しても仕方がないし書いても無駄な時間と思うがなんとなく。

(過去には、飽きたなあ…)

この間の冬だったけど 父の存在感の記憶で 救われたことがあった。その記憶が甦らなかったら騙され続けてしまうところだった。

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