20字に削ぎ落とせ/リップシャッツ信元夏代

1.この本を一言で表すと?
プレゼンの極意:ワンビッグメッセージで相手を動かす

2.よかった点を3〜5つ
・KISS(Keep It Simple,Specific):簡単・簡潔・簡明に話せ
→耳でしか情報を得られないのがプレゼン。短い言葉で具体的なイメージが湧くように表現しないと伝わらない。

・4F:Failure(失敗)、Frustration(不満)、First(初めての体験)、Flaw(欠点)
→自慢話は聞きたくない。ストーリーはマイナスからブラスに転じる方が興味を惹かれるし、聞き手が同調できる。

・「聞き手」になぜが自分が話すのか?
→自分にしか語れないストーリー、経験談。知識はなにか。少なくとも自分らしい語り口があるはず。聞き手にも自分にもポジティブに感じられる「自分が話す理由」を探すと良い。

・PAINT:Persuade(説得)、Action(行動)、Inspire(啓発)、Notify(通知)、Think(思考)
→プレゼンの目的をはっきりさせることが大切。PAINTは目的を明確にするのに役に立つ。

・7-30秒ルール
→印象は開始7秒、面白いかどうかは30秒で判断されてしまう。無駄な社交辞令は使わない方がいい。
ストーリー、パワフルな質問、驚き事実、引用で始めるのは基本の手法。締めも対応させると、聞き手を聞くだけに留まらせず、次の行動へと促せる。

・話し言葉でプレゼンする
→相手の心と繋がるには「自分だけに話しかけてくれている」という実感が必要。そのためには「物理的な障害を設けない」「目線を合わせる」の他に「話し言葉」という手法がある。廊下ですれ違った人に語りかける言葉担っているかを確かめる廊下テストは効果抜群。(日本語は主語省略されがちなのは忘れずに)

3.参考にならなかった所(つっこみ所)
輝かしい経歴なのに、4Fを強調して自分を読者と同じ層だということをアピールしている点。内容には関係ないけど違和感は覚えた。

4.実践してみようとおもうこと
1の全て。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?