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街の書店が苦しいたった1つの理由

こんなニュースが飛び込んできた。

なぜ書店ビジネスが苦しいのか?

その理由はたった一つ、「本屋がつまらない」から。

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それでは少々乱暴なのでもう少し詳しく書いていきます。

1.棚を埋めるだけのためにつくられたような粗悪乱造な本が並ぶ。

2.ひとつヒット作が出ると、同じような本が並ぶ。

3.(自分にとって)本当に面白い本が、見つからない。または見つけられない。

リアル書店のワクワク感は「出会い」である。

amazonで本を選ぶ楽しみの一つに「こんな本もありますよ」っていうレコメンドがある。本当はリアルな店舗にこそあるべきワクワク感が、バーチャルな空間に負けている。

(このサムネは誠品書店ではなく、誠品酒店=BOOKHOTEL。箱根本箱に似ている)

セレクトブックストアの店長のような棚作り。

箱根本箱には、本を選ぶ楽しみがある。それは自分がいままで知らなかった出会いがあるから。

それはamazonのレコメンドエンジンにはない、ヒトがセレクトした面白さと出会いがあるから。またいままで全然興味のなかった分野も、すぐ横に並べられている。

本屋がつまらない、から、面白いに変わるきっかけに、台湾発の「アジアで最も優れた書店」がなってくれたらうれしい。

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ちなみにこの記事タイトルの「たった1つの」という、最近よく聞くフレーズは、下で紹介する本が最初だったと記憶している。


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