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100万ポンドのメニューとホリエモンとZ世代

最近、渋谷にお気に入りのカフェがある。

知り合いの彼がバリスタで、21歳の時に起業して4店舗目のそのお店。神社の参道近く、オープンでおしゃれで居心地のよい空間。

ふとこんな会話をした。

「ねえ、将来の目標は?」

二回りも年下のバリスタ兼オーナーの彼がこう言った。

「世界平和です」

なるほど。「Z世代の新しい生き方働き方」という恵比寿のPeatixで行われていたセミナー帰りで、缶ビール一本飲んだちょっとした酔っ払いをあしらうのにはちょうどよい言葉。

「もっと、身近な言葉でいうと『地球の時間の流れを遅らせたい』んです。いまはあまりにも時間の流れが速すぎる」

んん、世界平和という言葉の裏に、そんな理由が潜んでいたとは。

確かにこのお店、FREE WIFIは飛んでいない。「ゆっくりと時間を過ごしてほしいから」とその理由を以前聞いたことがある。

色々とはなしをしていくうちに、なぜか生命保険に入らない、という話になった。

将来の不安に"保険"をかけるのではなく、将来なりたい姿に必要なものをいま"投資"する、という。

ここで堀江さんが語っている内容とほぼ同じだ。

10代の女の子が世界を飛び回ったあと日本に戻り、就活するときにリクルートスーツを着ないことを自分のルールにした。でも大手IT会社に就職できた、という話を聞いた後に、バリスタから世界平和の話を聞く。

歩く途中で、知り合いのデザイナーさんにばったり会うなど、この世の中、NETFLIX並みに面白い出来事にあふれているな、と思った。

ここに最近お気に入りのNETFLIXの番組をご紹介。

100万ポンドっていくらだろうって、調べてみると136,740,970.00 円(2019/06/22現在)。桁が多くてわかりにくいが136億円強。

やはり「投資するより投資される側になったほうが面白い」ってことかな。



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