虎ノ門「アンダーズ東京」のエレベーターのレリーフに見るオリエンタル
虎ノ門ヒルズの横にあるアンダーズ東京。
ハイアット系の最高級ホテルで、その作りは極めてインターナショナル。
ところかしこに日本をモチーフにしたらしいレリーフや壁紙がある。
インターナショナルホテルはどこもそれほど変わらないクオリティを担保している。
ともすれば自分がいま、上海にいるのか東京なのか、行ったことはないけれどロンドンなのかわからなくなる。
そういう意味では、その国の伝統工芸をモチーフに装飾しているのかもしれない。
しかしオリエンタルな雰囲気に、日本と中国の区別をつけるのは難しい。
ある上海生まれの女性を日本の博物館に連れて行ったところ、
「なんで中国のものばかりあるの?」
と言われた。
「アンダーズ東京」も上海にあってもおかしくない雰囲気。
上海のアンダーズの方がもっと東京っぽかった感じがしたけれど。
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