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【シティリーグ全勝優勝】アルセウスインテレオン

こんにちは。新井です。
掲題の通りシティリーグで優勝したので、そこで使用したデッキに関する記事を書きます。ほぼ日記。
予選5戦トナメ4戦と合わせて9戦しており、想定より時間がかかったので、簡単に。不明点等あればDMなりで直接聞いてください。

(2022/03/04 不採用カード追記)

1.リスト

実際に使用したリストはこちらです。
コード:pp2ypX-7xdgib-EyS2XX

画像1

構築コンセプトは、「アルセウスを一番強く使う」です。
今一番強いポケモンがアルセウスVStarだと思っているので、それを一番強く使える構築を意識しました。
他のよくある白馬アルセウス、闘アルセウス、悪アルセウス等との差異は、一番は安定感、次点で枠の自由度と対応力の高さです。
時短のため他のアルセウスをそんなに回していないので断言はできませんが、ボールの数、ラインの数で2ターン目にトリニティノヴァを言える確率は他のド賢者デッキより高いと思います。
サポートが少なく見えるかもしれませんが、そもそもアルセウスVStar、うらこうさくがちゃんと並べば、技をちゃんと使えて、狙ったサポートも使えます。
したがって、1ターン目に下をたくさん並べる、上もある程度持ってこれるようにすることに重きを置いた構築になっています。

2.採用カードの解説

・アルセウスV 4-3
VStarを3回使うこと、序盤に確実に引きたいこと等を考慮してしばらく4-4で使っていました。(何なら前日まで4-4で使っていた)
しかし、そもそも下が並ばなければ乗れないので、1枚ボールに変えました。
どうしてもサイド落ちがきつい場合はつりざおで対応。

・インテレオン 4-3-1-1
これもアルセウスと似たような感じです。直前まで4-4-1-1でした。
乗れば好き放題できますが、下が並ばないと乗れないため、ジメレオンを削ってボールを増やしました。
インテレオン、特にクイックシューターは今のゲームスピードとデッキコンセプト的にあんまり使わなそうだなあと思いつつ、非ルール系統と当たった際に使う想定をしているため、2-1、1-2、2-2のどれかにしたいところもありました。
結局使わなかったり、なくても勝てる感じがあったので、削って1-1で落ち着きました。
おそらくクイックシューターは割と抜く候補。
逆にうらこうさくインテレオンは増やす候補。

・ネオラントV
個人的には必須枠。
ネオラントがいると、盤面、手札、トラッシュに何もエネがない状態からアルセウスVStarに乗ってスターバースした際に、即トリニティノヴァを使いやすくなります。
例1:スターバース(水エネルギー、クイックボール)→クイックボールで水エネルギートラッシュ→ネオラント(キバナ)→キバナ(ダブルターボエネルギー)
例2:スターバース(水エネルギー、ダブルターボエネルギー)→素引きorうらこうさくからのクイックボールorハイパーボールで水エネルギートラッシュ→ネオラント(メロン)→メロン

あまり使う機会はありませんが、エネルギーのかみ合いもいいので、当然アタッカーにもなれます。
負け筋を消しつつ特性の再利用が見込める。

・ノコッチ
主にミノマダムやド賢者闘アルセウス対策。
アルセウスは弱点を突かれなければ基本的にワンパンされないので、弱点対面で使用します。
純正系の連撃ウーラオスは少し怪しそうですが、全く何とかならないわけではなくなるかなあと思っています。
ボスで倒して来たらつりざおからもう一度出してわからせる。

・VIPパス 3
ずっと4で使っていましたが、色々あって3にしました。
1枚はキャプチャーエネルギーに。

・クイックボール 4
アルセウス、メッソン等を低コストで呼べる他、どうしようもない時のネオラントサーチや、不要札、メロン、キバナ用のエネルギートラッシュに使用するため最大枚数の採用。
これを削ることはないと思われる。

・ハイパーボール 2
クイックボールと、その他のボールの中間択のイメージ。
序盤に引いたら下を持ってきて、中盤以降は上を持ってくる。
コストが重いので最低限の枚数。

・レベルボール 2
メッソン、ジメレオン、場合によりノコッチのノーコスト。
基本的にサーチの優先度はアルセウスの方が高いので上記ハイパーボールに枠を割いた都合もあり最低限の2枚。

・しんかのおこう 2
コストなしでアルセウスVStarやインテレオンを呼べる便利カード。
ただ、序盤に下がいない状態だと嬉しくないので、別のボールに枠を譲っていき最低限の2枚。
1枚だとサイド落ちした際などにうらこうさくからのサーチでハイパーボールを使うことになってからいので、最低2枚だと思っている。

・回収ネット 2
散々解説されていそうであえて言う必要もないと思いますが、うらこうさくとのかみ合いがいいので2枚採用しています。
上や逃げ手段の少なさもあり1だと窮屈だったので、安心の2枚採用。

・あなぬけのヒモ 1
アルセウス等が縛られた場合の逃げ手段として。
いれかえでない理由は、わんちゃんガラルマタドガスをケアできたり、ヒモケアできていない盤面で強く使えるため。
基本的になくてもいい場合が多いので、抜く候補には上がると思います。
シティで縛られた際にこれに助けられたので少し抜きづらくはなりました。

・ともだちてちょう 1
主に3枚目以降のボス、2枚目のチェレンの気くばり、ツツジ、マリィ。
クイックボール、ハイパーボール等のコストが重いカードを使用する際に、サポートが切りやすくなりプレイが楽になります。
当然任意のサポートを複数回使いたいマッチアップで使えるようになる点も強み。

・ふつうのつりざお 1
弱点対面時のノコッチの再利用は当然として、てちょう同様コストで切らざるをえなくなったカードを回収するのも仕事。
その他、チェレンの気くばりをした後にトリニティノヴァをする際に、デッキにエネルギーがないことが多いので、手札のエネルギーをハイパーボールで切って、つりざおで強引にデッキに戻す動きも可能。あまりやりませんが。

・大きなおまもり 2
HP310のアルセウスが一番強いため。
おまもりがついたアルセウスはそうそうワンパンされず、チェレンの気くばりで回収する動きが最強。
他にも、下につけておくことで、ワンパンの要求を上げて倒されずらくする役割もあります。

・こだわりベルト 1
怪しい枠。
デッキコンセプト的には不要ですが、一応チャンスがあればVのワンパンも狙えたりするので選択肢を広く持つために1枚だけ採用しました。
全く役に立たなかったわけではないので採用してよかったのかなとも思います。
割と抜く候補。

・ボスの指令 2
基本的に後攻はチェレンの気くばり等で頑張って捲るプランを目指し、先攻で余裕のある時や詰めの場面でしか使わないので最低限の2枚。
てちょうがあり、必要があれば3、4回使えるのでそんなに困らないと思います。

・チェレンの気くばり 1
ずっと2でやっていましたが、直前で1にしました。
2だとボス同様てちょうで複数回使えるようになったり、サイド落ちケアできますが、デッキの安定感を上げるためにしぶしぶ1。
3回以上使えることはほぼないためこれでいいのかなあとも思います。

・メロン 1
アルセウスを即時起動させるため。
キバナが前のターンにポケモンが気絶していないと使えないため最低1。
後はキバナだとカードの絶対数が足りない場合にもこちらを優先。
サイド落ちをケアするなら2でもいいと思います。

・キバナ 1
アルセウスを即時起動させるため。その2
こちらは非ルールにも加速できたり、ダブルターボ等の確定サーチがあるので、使える時はこっちを使うことが多いです。

・マリィ 1
相手のハンド干渉及び自身のドローソースとして。
基本的にサポート権はドロー以外に回すことが多いので、最低限。

・博士の研究 1
盤面が寂しく、手札も不要札ばかり等要求が多すぎる場合に使用。
てちょう、つりざおがあるのである程度気兼ねなく使えます。

・ツツジ 1
ないとミュウに先攻とられた場合に捲るのがしんどすぎたため、かなり悩んで前日に1枚だけ採用。(当日に買いました)
元々はここをチェレンの気くばりの2枚目にしてました。
結局1回も使ってないので、もしかしたら不要かも?

・崩れたスタジアム 1
連撃テンタクル、ミノマダム等の非ルール系統の対策、自身のダメカンの乗ったポケモンやネオラントの排除、雪道からの張替えを目的として1枚のみ採用。
想定通りの働きをしてくれたのでおそらく正解。

・頂への雪道 2
アルセウスの特性とのかみ合いが悪いため、ずっとなしでやって、ボール等に枠を割いていましたが、あまりにもミュウに勝たなかったので急いで採用する方向で調整しました。
副産物として対有象無象性能や、ジュラルドンもやりやすくなるので必須かなと思います。

・水エネルギー 7
最低限。
トリニティノヴァの仕様上、可能であれば増やしたいがこれ以上削れるところがないので仕方なく。

・ダブルターボエネルギー 2
同上。できれば3入れたい。

・キャプチャーエネルギー 1
アルセウスの要求エネルギーの関係上、本当はもっと採用するべきカードだとは思う。
結構直前で思い直したためここは明確に答えが出ていない。

全体として、基本的にうらこうさく、スターバースでサーチをしてそのターンごとの理想盤面を作っていくデッキなので、絶対に欲しいところは2枚。ある程度割り切るところは1枚とかのイメージです。

3.不採用カードについて

似たようなデッキで採用されていて私が今回採用しなかったカードや、悩んだ末に抜けたカードについて簡単に書きます。

・やまびこホーン
あまり強みを感じない。
2-2-2を通すとかの目的だと思われるが、そんなことをしている暇はない認識。

・ツールスクラッパー
少し検討したカード。
今採用している人がほぼおらず、特にミュウ対面で要求を上げることができる可能性があるため結構ありな気がしました。
ほぼミュウくらいしか有効に使える場面が思いつかず、雪道(+ツツジ等)で手広く見たほうが強いと思ったため結局採用には至らず。

・イベルタル(はかいのさけび)
ミュウで有効に使えるのと、ハピナスミルタンクを見れるため少し検討しました。
上と同様ミュウを別のアプローチで見ることにしたため、ほぼハピナスミルタンク用になり、シェア率の関係から不採用に。

・スターミーV
アルセウスへのカウンターになりますが、返しでほぼ確実に倒され、結局サイドレースで負けると思っているので入れてません。

・マナフィ
これは結構悩んだ枠。
これを入れると対連撃ウーラオスが5分以上になりそうな感じがしている。
なくてもノコッチだけで何とかなるかも?という思いと、そんなに数がいるとは思えない連撃ウーラオスに枠を割くのはいかがなものかという思いで不採用に。

・セイボリー
調整していて結構強いなあと感じましたが、サポートの優先度の関係で不採用。

・ビッパ
構築単位で変わる話ではありますが、当然ビッパ型も試しました。
しかし、思ったより狙った札(主にチェレンの気くばり)にたどりつけなかったので、アルセウスを一番強く使うというコンセプトとは離れる印象を受けました。
白馬等を使わないのであればインテレオン軸がベストだと思います。

・ミルタンク
昔の白馬スイクンのような感じで、アルセウスミルタンクがかなりかみ合いがいいと思ったので、結構入れるつもりでした。
連撃インテレオンV等の泥沼くそ耐久V、弱点を突いてくるVやド賢者系のアルセウスの対策としてこれで一生けちらすイメージです。
そもそもノコッチで大体問題なく、耐久系のシェアも多くない等の理由から抜けていきました。

・たっぷりバケツ
うらこうさくからエネルギーに触れるようになるのはとても大きいメリットだと思いますが、エネルギーは大体スターバースで触れて、トリニティノヴァでエネルギーを加速する都合上現物を優先し不採用。

他にも色々試したり検討しましたが、長くなりそうなのでこの辺まで。

(2022/03/04 追記)
・ガラルジグザグマ
このカードを強く使えるタイミングが、おそらくダブルターボ含めた3エネ+こだわりベルトのトリニティノヴァを使う時で、それは基本的に先攻2ターン目かつ手札に余裕がある時、展開が強い時くらいだと思っています。
どちらかというと上振れしてその有利をさらに広げるようなイメージ。
その展開ならそんなことせずともデッキの自力の差で勝つと思っていて、
他に入れるべきカードがあると考えて採用していません。スタートもできればメッソンかアルセウスがいいですしね。
正直全く試してなくて嘘の可能性も大いにあるので、色々試してみて他のカードより優先すべきだと思えば入れるべきだと思います。

4.終わりに

今期のシティリーグは4-1、3-1してトナメ上がれなかったり、ついてないなあと感じる部分も少なからずありましたが、負けている以上仕方ないと思っていました。
今回は全勝で文句なしでトナメに上がり、優勝までできて本当に嬉しいです。
9戦は時間的にさすがにしんどいので、次はもっと楽できるところで出たいですね。
F5連打頑張ります。
簡単ですが以上。よければスキ等よろしくお願いします。


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