マガジンのカバー画像

荒石 誠の割とまともな部位

41
他のマガジンはめちゃくちゃですが、多少はまともな部位も残っています。
運営しているクリエイター

#荒石誠

真の自尊感情

真の自尊感情

自尊感情とは、ようするに自分に対して持つ自信やプライドの事だが、それには二通りあるのだという。

その区別は簡単だ。

条件付きかそうでないか。

「○○だから自分は素晴らしい」と感じているのが条件付きの自尊感情。

◯◯には色々と当てはまるだろう。

学歴、経済力、美貌etc….まあなんでもいいや。

ともかくなにかしらの成功体験だとか、周りの評価だとか、そういう条件があって自分に自

もっとみる
無かったはずの未来

無かったはずの未来

最近noteでお知り合いになった、カワカミ・ヨウコさんが興味深い文章の中で、出版のススメに触れて、御自身とこの先の未来について書かれています。
ネットによる発信はとても気軽でポピュラーなこととなりましたが、結果としてやはりマイノリティーの声は埋もれ、時と共に膨大な情報の波にのまれて流されて行きます。
また、世代や環境による情報格差も大きく、とくに日本ではまだまだ紙に印刷された本でないと想いが届かな

もっとみる
自給自足のための栽培工学概論編集後記

自給自足のための栽培工学概論編集後記

 先日、出版のお手伝いをしたことを書いたのですが、主に書籍の紹介だったので、少しお手伝いの内容を詳しく書いてみようと思います。

 著者の宮下さんに出版のお手伝いをお願いされて、原稿をお預かりしたのが今月の初め、二月二日でした。
 早速Wordで書かれた原稿の校正を始めたのですが、これまでは自分の書いたものを推敲したり校正したりしましたが、人様の原稿を校正するのは実質初めてのことです。ですから非常

もっとみる
仕事として出版のお手伝いをしました。

仕事として出版のお手伝いをしました。

私が書いた「出版のススメ」を読んで、以前から自分でも本を出版したいという想いをずっと持っていらっしゃった宮下和美さんの、初めての著作の出版のお手伝いをさせていただきました。
ちなみに宮下さんは、過去のnoteに書いた「孤高の日本酒」を世に出したその人です。

現在AmazonのKindleストアからKindle版が販売されています。

来週にはペーパーバックも出版の運びとなっています。

筆者セン

もっとみる
2017年を振り返って

2017年を振り返って

いよいよ2017年も暮れて、新しい年を迎えようとしています。

今年は振り返らずとも大変な一年となりました。

年が明けてからも、会社の資金繰りと現場のやりくりで四苦八苦して、結局三月に破産を決断。ちょっと今でも思い返すのは辛い日々でした。
会社自体、義父母である先代から引き継いでからでも10数年やってましたから、やめるとなるとそれはかなり大変なことだったのですね。

それからは、精神的にも肉体的

もっとみる
あるイブの物語

あるイブの物語

 バーのカウンター越し、大きなウインドーの向こうに、まるで夜空の星を敷き詰めたように東京の夜景が広がっている。
 クリスマスイブの夜、街の明かりはどことなく華やいで見える。
高層ビルの37階にあるバーのカウンターで、私はマンハッタンのグラスを前にぽつんと一人きり。後ろのテーブルにはそれぞれにキャンドルが灯り、その明かりをはさんだ恋人達がそれぞれに囁きあっている。
 それでも街の賑やかさにくら

もっとみる
写真集「愛しのハッピー」ドイツ語・フランス語版追加しました

写真集「愛しのハッピー」ドイツ語・フランス語版追加しました

以前出版した愛猫の写真集を、英語版に加えてドイツ語版とフランス語版を追加出版しました。

クリスマスですので、明日12月23日、日本時間午後五時からになるかと思いますが、日本語版をはじめ、すべての言語のバージョンを25日まで全世界で無料にします。

ささやかですが、私と愛猫ハッピーからのクリスマスプレゼントです。

ドイツ語翻訳版

フランス語翻訳版

ダウンロードする前に、価格が無料になっている

もっとみる
チョコレート

チョコレート

子供の頃、甘いもの、とりわけチョコレートが大好きだった。

小遣いを貰うと、みんなが駄菓子屋に行くのを横目に、山崎パンの店で明治の板チョコを買っては独り占めした。

安っぽい駄菓子をいくつか買うよりも、本格的なチョコレート一枚の方が、ずっと満足出来る気がした。

きれいな包み紙を丁寧に剥がして、銀紙を剥ぐり、大切に食べた。

甘くて滑らかに溶けて、ほんの少しほろ苦い。

その時間が大好き

もっとみる
「出版のススメ」ペーパーバック発売のお知らせ

「出版のススメ」ペーパーバック発売のお知らせ

なんだかご無沙汰しております。

ご無沙汰なのに、いきなり宣伝かよ? みたいな感じでイヤらしいのですが、いやいや、とお〜っても忙しかったのです。
むしろ自分の本のことを考える余裕もなく忙しくしていたのでした。

それでも一応、これもお仕事ということで、先行してKindle版を出していた「出版のススメ」のペーパーバック版が発売になります。

Kindle版に比べると、かなりお高いです。(というよりK

もっとみる
ここ一週間の出来事

ここ一週間の出来事

先週は金曜日から大阪に行きました。

成田からLCCで関空まで飛んだんですが、一悶着あってやれやれの旅。

富士山見られたからいいか。

金曜の夜は友人宅に泊めてもらい、酒盛りで飲みすぎ、翌日二日酔いで大阪駅へ。
さくらインターネット本社で行われた、ヒューマンネットワーク高専の2017年交流会になぜか動画撮影のために参加しました。

こういうのはこれまでの人生には、決定的に無かったことです。

もっとみる
これからは出版が趣味って言える時代に

これからは出版が趣味って言える時代に

 今、すでにKindleから出版済みの「出版のススメ」のプリント・オンデマンド版の原稿を用意しているんですが、やはり紙の書籍は印刷製本コストの関係で、結構なお値段になるので、かなり書き足しをしています。

 それで、書いていて思ったのですが、出版をしたい個人はもとより、例えばカルチャースクールやサークルなど、言葉や文章を学んだり楽しんだりする人たちだって、もしもそれを出版してアマゾンで販売したり、

もっとみる
写真集無料キャンペーン

写真集無料キャンペーン

先日から書いていた、写真集「愛しのハッピー:My lovely cat Happy」

本日だけ無料キャンペーン中です。
実は英語版もひっそりと出版していたのでした。

日本語版と英語版どちらも無料です。

Kindleをお持ちでない方でも、iPhoneやiPadやAndroid端末用のKindleビューワーのアプリがあります。

PCでもMacでも、ウエブブラウザーで読めるKindle Clou

もっとみる
出版のススメ出版しました

出版のススメ出版しました

先月の後半に「破産のススメ」出しておいて、もう二冊目です。

あいだに写真集も出したので三冊目ですか。

昨日のうちに出版になるかと思ったのですが、Amazonの審査に時間がかかりまして、真夜中の3時過ぎに販売開始となりました。

「破産のススメ」だけだった時は「破産作家」でしたが、「ススメ」が2タイトルに増えたので、「ススメ作家」に勝手に昇格です。

Amazon筆者ページ
(Amazon筆者セ

もっとみる
知ってしまえば戻れない

知ってしまえば戻れない

本を書き始めてからしばらくして、知古の友人のライターに原稿を見てもらいました。

かなり短時間で書いたことも、文章も褒めてくれたんですが、あえて内容については触れなかったんですね。
それはいいとして、彼は三十年近く商業誌のフリーライターとして仕事をしていますから、気になるところがあっていくつかアドバイスしてくれました。

内容に関しては、俺あたりが口を挟まないほうがいいだろうけど、「?」の後ろだけ

もっとみる