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荒石 誠の割とまともな部位

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他のマガジンはめちゃくちゃですが、多少はまともな部位も残っています。
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#破産のススメ

「破産のススメ」の紙の本出版のお知らせ

「破産のススメ」の紙の本出版のお知らせ

すいません、宣伝です。

〜『破産のススメ』オンデマンド版 10月28日発売 〜

オンデマンド版出版記念 11月3日より6日までkindle版タイムセール43%OFF

ようやくペーパーバックとはいえ、紙の書籍の出版に漕ぎ着けました。

↑クリックするとAmazonに飛びます。

この本が必要なのは、主に経営が苦しい個人事業主ですから、電子書籍の形ではちょっと厳しいのです。

内容的にも破産手続

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「破産のススメ」出版にあたって

「破産のススメ」出版にあたって

 今夜零時に、私が初めて書いた本が、AmazonのKindleから電子出版されます。
 今年の三月に、もうこれ以上は経営の続行が不可能だと、私が経営していた会社と私自身の自己破産を決めました。それから諸々の手続きがあって、全てが終わったのが八月の初めでした。
 破産の手続きに入ってすぐに、この経験は本に書こうと思ったのですが、実際には、八月に入っても、まだ影も形もなく、ようやく原稿を書き始めたのは

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遠慮なくコメントするよ

遠慮なくコメントするよ

ちょっと酔った勢い的なところもあるっちゃあるんですが。

昔Blogやってた頃はみんなでお互いにコメントしまくってたんですよ。

それがインタラクティブなコミュニケーションっていうんですかね? 知らんけど。でもそれがとても楽しかった。

だけどいつの間にかBlogにコメントってしなくなった。なんでだろ? 楽しいのに。

それは多分、Blogってのがいつの間にかステマ(ステルスマーケット:記事に見せ

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出版のススメ

出版のススメ

実はこのタイトルでも本をまとめようと思っているのです。

「破産のススメ」は自分自身の破産の体験談です。そして今は本を出版するということを体験しています。

私もそうでしたが、趣味で文章を書いている人はたくさんいると思います。だからと言って、それで大儲けしたいとかよりも、自分の本が出版されてこの世に出るということに夢を見る人はきっと多いと思います。

「でもどうしたらいいのかわからない。」「お金か

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見上げればそこに

見上げればそこに

私には一回り上の従姉妹のお姉さんがいて、昔はよく会うたびに言われました。

「あなた幼稚園の時に、ねえねえ、宇宙ってなに? なんて聞くから私困っちゃったわよぉ。」

どうやら私はうんと小さな頃から空と宇宙に興味があったようです。

それから時は流れて、時々思っていたこと。

「いつか満天の星空が見たいなぁ。天の川ってどんな風に見えるんだろう?」

ずっと東京に住んでいて、夜も明るく空気の汚れている

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私が物書きになったわけ

私が物書きになったわけ

 私が物書きになったのは、今に始まった事ではありません。
 文章はずっと書いて来たし、それが割と好きだということもあって、もう二十年以上書いて来ましたが、文章を書くことで収入を得るかどうかが、プロとアマチュアの分水領になるのでしょう。
 これまでは自分の文章で稼ぐということはしてこなかったのですが、それは他に厄介で大変な仕事をしていたので、物を書くことに対して、プロとして取り組むことができなかった

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神は細部に宿る

神は細部に宿る

タイトルは、近代建築の巨匠、ミース・ファン・デルローエの言葉ですが、本を校正している時からこの言葉を思い出していました。

これまで短い文章を結構書いてきましたが、それは一つ一つが完結していて、建築ならば小さな小屋をたくさん造るようなことだったのかもしれません。

ところが大きなビルを造るとなると、その隅々まで気を配ってひとかたまりにするのは大変です。

実際にマンションの建設現場なども見ましたが

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