マガジンのカバー画像

荒石 誠の割とまともな部位

41
他のマガジンはめちゃくちゃですが、多少はまともな部位も残っています。
運営しているクリエイター

#コラム

これからは出版が趣味って言える時代に

これからは出版が趣味って言える時代に

 今、すでにKindleから出版済みの「出版のススメ」のプリント・オンデマンド版の原稿を用意しているんですが、やはり紙の書籍は印刷製本コストの関係で、結構なお値段になるので、かなり書き足しをしています。

 それで、書いていて思ったのですが、出版をしたい個人はもとより、例えばカルチャースクールやサークルなど、言葉や文章を学んだり楽しんだりする人たちだって、もしもそれを出版してアマゾンで販売したり、

もっとみる
なんかKindle不便じゃない?

なんかKindle不便じゃない?

アイキャッチ画像は、現在アメリカのAmazonのフォトエッセイ部門で2位になってるところなんですが・・・・

まあそれはいいとして、現在写真集の無料キャンペーンを実施中です。
見ていただいた方にはお礼申し上げます。
素敵なレビューもいただきまして、荒石、小躍りして喜んでおります。

ところで気がついたんですが、Mac使っているとわからないんですが、Kindleの本を買うには、iPhoneやiPad

もっとみる
知ってしまえば戻れない

知ってしまえば戻れない

本を書き始めてからしばらくして、知古の友人のライターに原稿を見てもらいました。

かなり短時間で書いたことも、文章も褒めてくれたんですが、あえて内容については触れなかったんですね。
それはいいとして、彼は三十年近く商業誌のフリーライターとして仕事をしていますから、気になるところがあっていくつかアドバイスしてくれました。

内容に関しては、俺あたりが口を挟まないほうがいいだろうけど、「?」の後ろだけ

もっとみる
書きたい思い

書きたい思い

今、次の本を書き上げたのですが、書いていてわかったことがあります。

ここにはたくさんの人の作品が投稿されていますが、その中で実際に出版している人はどれくらいいるのでしょう?
とても上手な文章が多いし、どれも書いた人の個性が出ているし、一つ一つが作品になっています。
けれども、なかなか出版まではしないようです。

もう三十年近くフリーライターの仕事をしている友人がいるのですが、彼が自分の名義で出し

もっとみる
創作と収益化

創作と収益化

最近noteを読んでいると、この部分での悩みや考えが多く書かれているのを目にします。

実際にやってみてわかりましたが、文章を書くことができれば、それを出版したりインターネットに載せることは簡単です。
しかし、それを収益と結びつけるのは殊の外難しい。というより全く別の問題です。

従来、作家と出版社は完全な分業体制でした。
作家は作品を作り、出版社はそれを売れる形にして売る。
生産者と流通業者の関

もっとみる