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ウエブ・ライターなるものをやってみた

世間ではどこかに勤めて給料もらうか、なんかしら店でもあって、物でも売らないと無職って事になって非常に肩身の狭い思いをしている昨今なのですが、なんでもやってみないとわからないので、1月からウエブに記事を書くライティングの仕事をやっています。

実際どんなものかご存知の方も少ないと思いますので、どんな感じなのかを自分なりに書いてみます。

最近はランサーズなどで、フリーランスのライティングやデザインの仕事の募集がたくさんあるのですが、特に文章は単価が死ぬほど安いのが特徴です。ほとんどのライティングは文字単価の成果報酬で、一文字あたりの単価は0.25円とかが一般的な相場のようです。そんな中でも、多少専門的な知識や調査が必要な記事の執筆でも単価0.5円くらい。ということは日給一万円稼ぐには、1日に2万文字は書かなければならないということですね。

私が書いているところは文字単価0.5円なのですが、実際にやってみましたが、慣れたとしても1日にせいぜい書けても1万文字が限界で、物理的に無理だということはわかりました。

というのも、ただ文章を書くだけではなくて、見出しの数とSEO対策のキーワードの数が決まっており、しかも見出しごとにその見出しに合う画像を探して貼り付ける作業まで込みなので、おいおい、それなら実質文字単価0.25円と変わらないよぉってくらい手間がかかります。

そして書き始めてから記事にして21本、文字数で12万文字くらい書きましたが、その労力と専門知識を駆使して、なおかつ調べて書いた割には、報酬と言えるほどの金額にはなりません。

ただし、今書いているところはライターの名前が公開されるので、実績にはなるということと、月の実績によって、よく月の文字単価が最大0.7円まで上がるので、専業で30万文字くらい書けば、独身でつましく生活すれば、一応それで食べられないこともないのかなあ? どうなのかなあ? って感じです。ネットが繋がればモンゴルあたりでやれば月に10万文字書けばかなりの高給取りになれますけどね。

結局のところ世界でも最も生活コストのかかる東京ではスズメの涙と表現してもいいような報酬にしかなりません。でも国内でも生活のイニシャルコストの安いところでなら、こういう仕事で現金収入にしながら、田舎で自給自足暮らしなんていうのも夢があるというか、案外現実的な選択肢になるのかもしれません。

ただ結構書いたので、速く書くことと、見出しやキーワードを入れながら書くことにも慣れてきたので、それほど書くことが苦痛ということでもなくなりました。空いた時間に書けばそれはそれで収入になりますから、文章を書ける人には副業になり得るとは思います。

物書きという職業の人はそれこそ星の数ほどいらっしゃるのでしょうが、実際に名前で稼げている人は、それこそ一握りどころかひとつまみくらいなのだということがわかってきました。漫画家も悲惨らしいですからね。

そんなわけで、荒石誠の名前で書いているので、隠すものでもないし、ここしばらくの間に書いた記事を貼っておきます。

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記事を書いている情報まとめサイト「暮らし〜の」

https://kurashi-no.jp

こんな調子で21本書きましたが、一本平均ギャラは2000円くらいですね。
規定の文字数をクリアしたので、15日以降は一本2700円くらいになるみたいですが、結構しんどいです。前も思いましたが文章書きの内職って感じでしょうか。なんとなく時代劇で浪人が長屋で傘張りしているのを思い出します。ただし文章を速く正確に書くようになりますし、ただ暇を持て余すよりは勉強とか練習とか修行だと思えばいいのかもしれません。ちゃんとお金くれますしね。

これらの記事は、お題が出されていて、自分がどれを書くか選ぶんですけど、50口径のこんな詳細な記事、需要あるんでしょうか?

知らんけど…

サポートする代わりに、こんな本を書いたり、こんなことをしている奴がいるよーって触れ回っていただけると助かります。