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11月1日より、上がっちゃうかも?(669文字)

Amazonのプリントオンデマンドで紙の本を販売していたんである。

本体価格500円、税込550円で販売していたんである。

ここnoteでも、一定数の方々が、親切にも買ってくださっていたんである。読んでくださっていたんである。

本日、間に入ってくれてる出版社からメールが来て、

『11月1日から印刷費が上がるよ』

と。

『で、上がると利益がマイナスになっちゃう本があるから販売価格を変更するなりしてね。じゃないと売れるたんびに著者にマイナスが積み重なってゆくからね?』

みたいな。

販売価格は変更できないことになってたはずなんだけど、変更しなよ、と。規約を変えるよ、と。

僕の本は、利益を2円に抑えていたので、先方ご指摘の「利益がマイナスになっちゃう本」に該当する。

売れるたんびにいくらかを、僕が、制作者に、借金してゆくことになるっぽい?

いや、額は小さいんだけど、それって……?

と僕は感じましたね。

いやなら販売を中止したら?

みたいなことなんだろか?

じゃ、やめるか。

とも思いましたが、

ふむ、どうしよう……?

印刷費の値上がり分を、販売価格にのせて構わないんだろか?

なるべく安く売りたかった本である。

僕なんかが書いたものでお金をいただくこと自体が気恥ずかしかった。

だから利益を限りなく0に設定したくて値付けたのだけど……。

うーむ。

てなわけで、

拙著の販売価格が、11月1日より、いくらか上がっちゃうかもしれません。

恥ずかしながら、そうなったらごめんなさい。

……にしても、

原材料費高騰の他、

インボイスのことなんかもあるし、

この秋、諸々、

なんというか、

世知辛いな……。

文庫本を買わせていただきます😀!