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阪神(電鉄)のド本気!一大輸送作戦

 日本シリーズも始まり、今日の時点でオリックス2勝、阪神1勝です。阪神からすれば本拠地で胴上げされるのは避けたいでしょうから、何がなんでも甲子園で1勝しなくてはなりません。今日も含めてあと2戦、どうなる?

 さて甲子園といえば最寄り駅は阪神電鉄・甲子園駅。プロ野球はもちろん高校野球の聖地ですから、それこそ関西地区だけでなく全国から野球ファンがドッと押し寄せます。
 阪神電鉄は試合のたびにそれをすべて捌くのです。試合前はこんな感じ。

 球場へ来るタイミングはある程度バラけてるようですが、帰りとなれば別。球場を後にしたファンの方々が、途切れること無く続々とホームにやってきます。
 もはやホームから溢れるのでは、と思えるタイミングで上りの梅田・難波方面及び下りの三宮・山陽姫路方面への列車が入ってきますね。

 阪神電車は最大6両編成。それでこれだけのお客さんをバンバン運んでしまう。

 面白いのは回送列車と活用方法です。甲子園駅が終着となる臨時列車は待避線側に到着し、そのまま「回送」になるのですが、扉を開いたまましばらくホームに残ってるんですね。で、何をするのかと思いきや、本線側に到着した列車のお客さんに向けてこんなアナウンスをします。

「回送列車の中を通り抜けて『球場出口』へ向かって下さい」
 
 通り抜けた先にあるのは「降車専用ホーム」。ホームを二つ使って、降りるお客さんを滞留させないんですね。手慣れてるなぁ、といえば当然ですがやはり観てるだけでも関心しますね。

 こんな光景が観られるのもあと2日。いや、それ以上はあるのか……?

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