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夢の中へ

私は普段から夢を見る方だと思います。さほど夢に執着するわけではないけれど、起きたときに見ていた夢を思い出したり反復したりして、その余韻に浸って楽しんだりしています。
この作業、変わった夢を見たときなど結構無意識にやっているかも。
変わった場所やシチュエーション、見知らぬ人々や急な場面展開等々。ちょっとおかしな事柄が起こっている時ほどよく覚えていたりするので。

人によっては自分の知り合いが出てくるという人もいますが、私は大概見知らぬ人が出てくることのほうが多い。そしてどこだか分からない場所にいて何かしている、と。
ほとんどの夢が断片的なので、どんな夢かも断片的にしか覚えていないけど、そのよく分からないちょっとした一片を何故か覚えているっていうのはいつも不思議に思います。

ただパン屋で働くようになってから、どこの場所かも分からないパン屋が結構頻繁に出てきて、あの角を曲がればそこにパン屋があって、その先にも違うパン屋が…なんて、かなりリアルなパン屋情報が脳内にインプットされている。
この夢だけは何故かあまり変わることなく、たま~に出てくるので面白いなぁと思う。なんでこんなにリアルなんだろう?
実際にある場所ではないので、ほぼほぼ架空のパン屋なんだけど、あまりによく出てくるので、夢の中でも現実なのかどうか迷っている自分がいたりする。って思っているその自分も夢の中の自分なのでよく分からないことになっているけれど。ちょっと混乱。

夢の話をすると止まらない。まだまだある夢情報。
夢の世界は無意識なので、こんな夢を見たいと思っていてもなかなか見るのは難しいこと。
それが不意打ちに見れたりすると、もう一日頭の中はその夢でいっぱいになってしまう。

私はくるりが大好きで、結構くるりの夢を見るのだけれど、好きすぎて仕方なかったときはその頻度が半端なかった。
ライブを間近に控えている時などは、大体出てきてくれる。これまた架空の場所で架空のライブを披露してくれたり、何かイベントをしていたり。
そして毎回有り得ないくらい距離が近い!さすが夢の世界。自分の中の欲求が思いっきり凝縮されている。
実際そんなことが現実に起こったら、発狂してしまうこと間違いない。肩が組めるくらいの距離で歌われるなんて、有り得ないでしょ⁉
もう夢の中では好きなだけ楽しんでます。
なので、そんな夢を見たときは一日ハッピーな気分で楽しく仕事をしています。また近いうちに見たいなあ。

くるりの夢と共によく見る夢がもう一つ。それはトイレの夢。これは結構な頻度で出てきます。
あまりによく出てくるので、これは何かあるのか?と思い、夢占いの本まで買ってしまいました。
だいたいが生理的欲求によるものなので、実はトイレに行きたくて仕方ない状態のときに見ている事が多いとか。

ただその夢の中でのトイレ事情が結構奇抜で、普通のトイレが出てくることがまず無い!ホントおかしなもんで、よくぞここまで変なトイレを登場させるなと感心してしまうほど。言ってしまえば、建設上アウトなものばかりということ。
これは私の精神面がヤバいのか、そういう欲求が私の中にあるのか⁉いや、そんな欲求は微塵も無いのだけど…この夢に関してだけは、いつも謎です。
そしてその都度真剣にそのトイレと格闘している自分の姿、というのがまた実に滑稽で。そりゃ無理でしょそんなトイレじゃ出来ないよ。
その格闘の末、ハッと目覚めるのがいつものパターン。そういうふうに出来ているのね。夢って面白い。

いつもこんな変ちくりんな夢を見ているわけではないです。たま~に出てくるだけ。
でも夢って自分では一切操作できないわけだから、その脳内の世界ってホント不思議だなと思う。
まだまだ不思議な夢話、色々あるのでまた次回書いていこうと思います。