露風小夜の原点、その補填

みんなはもう読んでくれたかな?
このめっちゃキモいクソ長お気持ちnoteを。
これは私と彼が6日間に渡って視た幻覚をまとめたnoteなんだ。

このクッソ長いnoteを読みきった勇気を持ち、なおかつ、それでもまだ人生の時間を無駄にしたい人だけ、読んでくれ。

これは、私が上のnoteを読んでちょっと説明がいるなと思ったシーン、その話。

これは露風小夜の始まりの文だ。
ここで天草露風(pc)と鏑木小夜(npc)ではなく、
露風小夜という集団幻覚が生まれた。

これを書いた時はセッションに参加した人が読んだらいいかな、ぐらいの気持ちだった。
 まさかここから8本に渡って展開されるシリーズものになると思わなかったから、この最初の一作にはシナリオ本編を見てないと通じない話がいっぱいある。
本noteはそこをちょっと補填しようぜ、というものだ。

天草露風、というキャラクターはけっこう細かく設定を考えてある。
名前の由来と行動のモチーフ。
これはゼラニウムという花にある。
フウロソウ科テンジクアオイ属、
風露草科天竺葵属。
風露草・天竺葵、風露草天、逆にして天草露風。
それでもって彼女の肌や髪、ファッションは白系に統一されている。
白のゼラニウムの花言葉は、『私はあなたの愛を信じない。』
こんなにあなたに冷たく当たる私に、どうして優しくしてくれるのかわからない、そんな感じのキャラクターにしたいと思って、天草露風をロールプレイした。
だからセッション中、ぐいぐい来る鏑木小夜を一貫して鏑木と呼び、話しかけられても3点リーダー+一言、みたいなつっけんどんな態度を取ってばかり。

そんな女がさ、内心むっちゃ小夜小夜言ってたら嬉しくないですか?嬉しいですよね。という安直な願望からこの小説が書かれました。

まずこの小説は2回目に鏑木小夜を殺したシーンの回想から始まるんですが、全作読んだ方はお察しの通り、露風は生まれながらの異能力者で、人間社会を守る側の組織に育てられました。
一般人を守れと教えられて生きてきました。
だから武器を今後振るえないかも、という不安は彼女の存在意義に関わるもので。
結局この不安に打ち勝てず、散々否定していた黒幕、鏑木重蔵のやり方を認めてしまった。
そういう自責が見えるシーンです。

そして刀を研ぐシーンがあるんですね。
この刀はラスボス、鏑木重蔵の遺品です。
彼、刀を六刀流する修羅だったんです。

元は小夜を蘇生するか否か、と選択を迫られた時に時間稼ぎの意味もあって「重蔵の刀を一本パチりまぁす!」と宣言したんですわ。
その後、エンディングシーンが終わってから手入れした重蔵の刀を娘である小夜に手渡す、という流れがありました。

このシーンで書きたかったのは露風の責任感ガチ勢ムーヴです。普通刺さないでしょ、腹。
この異能力者達は総じて再生能力がすごいので数日もすれば治るんでしょうけどね。
まぁ問題はこっからなんですわ。
刀身に花みたいな紋様が浮かんでいた、私の因子が混じったのかも、みたいなシーンがありますね。
因子ってのはダブルクロスのルールブックに乗ってる言葉なんですが、詳しい設定はないです。
雰囲気で使いました。
まぁたぶん、おそらく露風の身体の一部みたいなもんじゃないですか。

これを小夜に渡すんです、この女。
必殺技撃つ時に父の言葉を回想する小夜が、父親の形見渡されて断るわけないんですよ。
それをこの女、えぇ...?

みんな、もうわかったかな。
このエピソードが語りたかっただけだよ。

もうなーんも書くことないです。
良いんですよ、露風小夜。
俺はもう知らん、幸せになってくれ。

読んでくれて、ありがとう。

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