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楽しいアジャイルリテラシー:言ったことと解釈されたことが合っているなんて奇跡

私は彼女がお金を盗んだとは言っていない。
私は、彼女がお金を盗んだとは言っていない。(私はそう言ってないよ)
私は彼女がお金を盗んだ、とは言っていない。(他のことなら言ったかも…)
私は、彼女がお金を盗んだとは言っていない。(他の誰かが盗んだのかも!)
私は彼女がお金を、盗んだとは言っていない。(ただ使っただけかも)
私は彼女が、お金を盗んだとは言っていない。(そう。彼女が盗んだのは…私の心です)
言葉って危なっかしい!

アジャイルサムライー達人開発者への道 P.104

言ったこと、書いたこと、それは本当に相手に伝わっているのか?
仕事をする上で必ず必要となってくるコミュニケーション。
ドキュメントに頼りすぎるのも良くないし、会話だけに頼りすぎるのも良くないと思っている。
トラブルが発生したときや迷ったとき、同僚の席の近くに行ってフェイス・トゥ・フェイスで画面見ながら、裏紙に絵を書きながら、ワイワイガヤガヤと話ができる関係性が最高だと思う。
そう「見える化コミュニケーション」だ。もちろんリモートワークでホワイトボード系サービスを使うのでも構わない。こういったリテラシーやスキルを勝手に「アジャイルリテラシー」と呼んでいる。

アジャイルリテラシーの高い見える化コミュニケーションができたら、想定外のアイデアすら生まれる期待すらある。相手の脳内に自分の脳内と同じものが伝搬されやすいくなるからかもしれない。複雑度を低減できるからかもしれない。
そんなふうにコミュニケーションできる同僚はあなたの周りにどれくらいいますか?

何度言っても伝わらないとイライラしているみなさん、コミュニケーションスタイルをほんの少しだけ変えてみると良いかもですよ。まずは、楽しくコミュニケーションすることから。雑談でいいんですよ。雑談で。
ちなみに子供には、平均で532回も言わないと伝わらないそうです。

あなたの言葉は、本当に正しく解釈されていますか?

この記事はDevLOVE Advent Calendar 2022  Day21の記事です。
https://adventar.org/calendars/7767



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