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事業譲渡と新たな挑戦

この記事は、これまでの振り返りであり、報告であり、自分自身の思考整理でもあります。(自分語り的なものも含まれます。嫌いな方はそっと閉じてください。)

絶賛もがいている起業家や何かと悩んでいる若者には少しばかりタメになるんじゃないかと思います。

10月1日付でPacker及び全事業を事業譲渡した

創業し、約2年半が経った10月1日に事業譲渡した。長かったような短かったような。楽しかったような苦しかったような。様々な感情が交錯するが、一区切りを迎えた。

一区切りを迎えられたという点でいうと、晴れやかな気持ちだが、スタートアップ企業としては全く晴れやかとは言えない結果になった。しかし、今回の譲渡にあたり評価頂いたという点では、非常に嬉しく思うし、心から感謝している。

※Packerは、なくならない。コアな部分は残し、多少のピポッドを行い、存続する。(現在、引き継ぎ中。全体監修として関わる予定)

なぜ譲渡したのか

シンプルにまとめると2つある

  1. このままでは、ユーザーも会社も良い方向には導けない。

  2. 次のチャレンジをする(後半に書く)

昨年末に書いたが、サービスを存続させるために業務委託で働くことにした。そこで頂いたお金を開発費に回すという選択だ。

結果として、劇的な改善にはならず延命した程度だったことは深く反省する。

サービスは閉じない。続ける。一般論では、間違えているかもしれない。続ける先に何かが見える気がする。わからないけど、やってみる。

こんなことを書いたが、続ける決断が今回の事業譲渡に至ったことを考えるとポジティブだった。

良かった点

悪かったことは、あげればキリがないので今回の記事で書くことはやめておくが、9割9分は反省する部分である。(失敗に価値があると思うので、別途書きたい)

確実に自力が付いた。何もないところから何とかしようとする力は、確実に前よりもレベルアップしたと思う。そして、今回試行錯誤の上で譲渡まで至ったこと。誰もができる経験ではないし、この経験こそが最大の良かった点だと思う。

こんなこともしたなぁ

業務委託って何してた?

主には2社で働かせていただいていた。

ワンダートランスポートテクノロジーズ株式会社

同社は、貸切バス配車・運行管理サービスのマッチングプラットフォーム『busket』を運営する会社である。VCや事業会社からの出資を受けており、27年にIPOを目指している。

主にはCSとして、顧客コミュニケーションを行い、社内オペレーション改善や採用などあれこれ関わらせていただいた。(今年11月末までは、関わらせていただく予定)

令和のこの時代にこんなマーケット空いてるのか。という具合に非常に魅力的で改善の余地があるマーケットである。旅行業が絡むこともあり、複雑でやりがいのある事業だ。直近でメンバーも増え、かなり会社が活気付いている。発展途上な部分も含め、とても楽しみでしかない会社である。(メンバーが多様でめちゃ素敵)

新たな挑戦

株式会社KAEN

SaaS × 販売代理店のマッチングプラットフォーム『TAAAN』を運営する会社である。

こちらでも主にCSをしていたが、3人4脚という状態だったため、何でもやっていた。関わり始めた当初と比べ、売上は数倍になった。最近では、プロダクト開発にも関わっている。

関わり始めて、約1年が経った。前職の時にお世話になった、川田さんに声をかけていただき、一緒に働くことになったのが懐かしい。(FBにこの投稿↓をしたことがきっかけだった)

積もる話は色々ありますが、報告含め③つ ①エリア・トピック別にいい情報をピックアップするデータベース「トラベルDB」を公開しました。 https://packer-jp.notion.site/DB-DB-cddd53fedc3e43b...

Posted by 勝井嵐史 on Thursday, October 6, 2022

12月にKAENに入社することを決めた。変わらず、比重はCSだが何でもやる。会社に必要なことは何でも。

TAAANは、多くのSasS企業にご利用いただいている。当時は、SaaSってなんだ?という状態だったが、今では何となくわかるようになってきた。(福岡のSaaS企業も使ってほしい。連絡ください)

少し具体的に説明すると、営業代理店がアポイント獲得することに対し、メーカーは成果報酬で支払う。KAENは、発生したものに対しPF手数料を頂くというモデルである。(課題はあるが、win-win-winのモデルだと思っている。)

目指すは、ユニコーン以上

息子誕生

8月に第一子が誕生した。ひたすら可愛い。人間ってすごい。

まとめ

色々な節目の年である。成功したとは、全く言えないが、間違いなく成長した。そして今後も成長するであろう。これまでもたくさんの失敗をした。この先も多々するだろう。この選択が正解かどうかはわからないが、正解にしてやろうという気概がある。根拠のない自信ってやつだ。

何も犠牲にせず、全てを上手くいくように頑張ろうと思っている。11月末まではトリプルコミット。12月からはダブルコミットだ。

どんな決断にも、『まあ頑張ればいいんじゃない』って言ってくれる妻には感謝している。(言わされてはない)


お読み頂き、ありがとうございました。引き続きよろしくお願いいたします。


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