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ゴール設定が不適切だと、迷子になる

自分はよく行動すると熱中してしまい、「あれ?何やってたんだっけ?」となることが多々ある。

するともう一度スタートから考える羽目になったり、同じとこをグルグル考えたりすることがある。

はっきりいって、無駄な努力。

そこで、「目的を忘れずに、理にかなった行動を取り続ける」ための方法論として、以下の3つの注意点をメモとして書き残しておこう。

1.ゴールをはき違えない。
これが一番大事。目標の設定を間違えていたら、いくら努力してもそれは水の泡。
特によく起こるミスとして「目標設定のレイヤーが違う」ということ。

例えば会社で上司が新入社員に『3年後のありたい自分を考える。』というお題を与えたとする。
これに対して新入社員は『3年後のありたい自分を明確にしよう!』と考え、動き出す。
だが、この目標設定では意味がない。

上司の意図としては『成長するために、まず目標を掲げて。』という意味である。
つまり、目的は『成長プランを考えて』、
もっというと、『成長するための具体的な行動まで考えて』ということになる。
なので新入社員の目標は『目標を踏まえた成長プランと具体的アクションを作る』という設定になるほうが良い。

ここの捉え方が違うと後に説明するフローにも大きく影響を与えてしまうので要注意。


2.ゴールは具体的に
これは前回のエントリでも書いたが、「目的は少しでも内容がかわると、手段は大きく変わるので、曖昧な部分があるとやることが決まらない」ということだ。
特に「何のために」「誰のために」「どの範囲で」「いつの時点で」が変わるだけで手段は大きく変わるので注意。


3.ルートを考える。
目的が適切に、明確に決まったら「達成までのルート(シナリオ、流れ、フロー)」を考える。

このフェーズが意味するのは「ルートを考える=達成への必要事項を洗い出す」ということだ。
ここが曖昧だと、いざ動き出してから「そういやあれが足りない」「あれ今何やってたっけ?」「次なにやろう?」など無駄な作業や時間が増えてしまう。

達成までのルートは目的によって大きく変わるので、ここでは定義づけはできないが、意識することはMECE(もれなく、たぶりなく)だろう。
論理的に達成までのフローが説明できれば、あとは行動に移すだけだ。




ここまでが「目的を忘れずに、理にかなった行動を取り続ける」ための方法論だが、
簡単に言うと「目標までの道で迷子にならないように、『コンパス』と『地図』は持ちましょう」ということだ。

来週からこれを意識して自分に落とし込んでいこ!

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