見出し画像

エミュレータゲーム機の決定版!GPD XP Plusのクラウドファンディングが開始されました

GPD XPの発売から半年。あまりにも早いモデルチェンジですが、新しいGPD XP Plusはエミュレータ環境の決定版とも言えるゲーム機になりました。

旧型のXPの動画がありますので、ご覧下さい。




1.いつでも交換できるモジュラーゲームパッドコントローラーで、優れたカスタマイズされたゲーム体験を提供します。
2.磁気交換モジュールを使用して物理的な接続機能を実現する、世界で唯一のAndroidハンドヘルドゲームコンソール。プラグアンドプレイ、充電の必要がなく、安定して信頼性が高く、遅延がなく、切断がありません。
3.カスタマイズ可能なエクスペリエンスを提供する組み込みの「キーマッパー」ツールで、タッチスクリーンコントロールのシミュレーションを実現します。
4.熱放散用のアクティブファンを内蔵した世界で唯一のAndroidハンドヘルドゲーム機。純銅製の冷却フィンと、ファンのオンとオフを自由に切り替えるための特別なキーを備えているため、ユーザーは熱放散レベルを制御して、ゲームのフレームレートを可能な限り安定させることができます。
5.SIMカードと4G高速インターネットアクセスをサポートし、ユーザーが屋外でオンラインゲームを続けられるようにします。
そのインスタントメッセージングツールを使用すると、プレーヤーはいつでもどこでもテキストと音声を介して相互に通信できます。
6.6.81インチの画面、サイズが小さく、実行が簡単。どこへ行ってもゲームをプレイできます。
7.AACのトップクラスのステレオスーパーリニアスピーカーは、デュアルスピーカーサラウンドサウンドとダブル振幅エンハンスメントを提供し、プレーヤーに超大音量のサウンドを提供します。
8.microSDXCカードをサポートして、最大2TBの容量を拡張します。
9.内蔵の7000mAh超大容量バッテリー、30W PD急速充電、バッテリー寿命を気にする必要はありません。プレイヤーは約12時間連続してゲームをプレイできます。

クラウドファンディングの説明文から

GPD XP Plusの優位性


最初のモデルはAndroid11ベースで一般的なスペックでした。
Androidのゲームは良好に動作しますが、PS2などの重いゲーム機のエミュレータは快適とは言えませんでした。

新型のXP Plusはスペックが大幅に向上して、Antutuベンチマークで68万を超えます。
エミュレータはPS2や3DSも動作するスペックになりました。
PS3のゲームはエミュレート出来ませんが、旧型のXPでもリモートでPS3のエミュレータを利用することが出来ます。同様にXbox360のエミュレータもリモートで遊べます。
SteamやXboxLive、PS4、5のリモートプレイも出来るので、リモートプレイを利用するユーザーはコレだけで完結する可能性が高いです。

旧型はPS2の動作がイマイチでしたが、新型XP Plusはかなり重いグランツーリスモ4も動作が安定しているようです。
3DSも若干気になる動作があるものの、不満が出そうな感じではありません。

XPからの変更点

CPUがDimensity 1200 に変更されました。
旧型と比べて、Antutuベンチマークで2倍以上の性能になりました。

内蔵RAM がLPDDR3から LPDDR4x 4266になりました。比較的重いゲームは内蔵RAMへ保存すれば動作が改善する可能性が高くなりました。

ROM がUFS 3.1になりました。あまり体感的に変わらないかもしれないですが、速いことはいいことです。

コントローラーのアナログステックが改良型になりました。旧型はアナログステックが振れる事がありましたが、改善が期待できます。

USBType C が映像出力に対応され、4K/60Hz,2K/120Hz,1080p/168Hzで出力が可能です。
エミュレータを大画面で遊ぶことが可能な上、Androidのゲームも大画面でプレイ出来ます。

急速充電に対応しました。

Wifi 6 に対応され、より高速な通信が出来るようになったので、リモートプレイも以前よりも快適になる可能性があります。

不満点

新型でも不満な部分がないわけではありません。
まず、SDカードのフォーマット形式がfat32しか対応していません。
容量は2TBまでサポートされているものの、小さいファイルを扱うエミュレータの環境では容量に無駄が出る可能性があります。大きな問題ではないですが、複数のフォーマット形式に対応して欲しかったです。

旧型よりも値段が高くなったのも良いとは言えません。
確かに高性能ですが、一般販売で6万円になることを考えると、AYANEO Airが8万円で手に入るなら…と考えなくもないです。
クラウドファンディングでは送料込みで256GBモデルでも5万円まで行かないので、性能や機能を考えると納得できますが、PS5を買ってもお釣りが来るくらいの値段は手を出しにくいですね。

Android11ベースなので、SDカードへのアクセスに制限があります。エミュレータによっては外部ストレージにアクセス出来ないものがあるので、回避方法はあるものの手間が掛かるのは優しくないですね。

ここが気に入ったら買うべし

新型XP Plusのどこがオススメなのか、この部分が気に入ったら買ってもいいのではないかと言う部分をお伝えします。

まずは、Androidのゲームでコントローラーが使えないゲームも仮想ボタンを直接操作して付属のコントローラーで操作出来ます。比較的自由に割り当てが出来るので、原神やモバイルFPSなどで重宝します。
プリセットは数種類作ることが出来て、ゲームを起動すると自動的にプリセットが適用されます。

次にリモートプレイですが、先に述べたようにSteamLinkが標準実装されています。Steamのゲームのほとんどを遊ぶことが出来ます。付属のコントローラーはXboxのコントローラーとして認識されるので、PCでコントローラーが問題無いゲームはまず大丈夫です。
さらにXboxLiveのアプリでXboxのリモートプレイが可能です。XboxGamePassのプランによってはクラウドゲームも利用できます。マイクロソフトの豊富なゲームを遊ぶことが出来ます。
そして、少し設定が必要ですが、PS4やPS5のリモートプレイも可能です。ゲームによっては快適ではないゲームもありますが、許容できる範囲です。
6月から新しいPlayStation+が始まるので、初代PSから最新のPS5のゲームまでリモートプレイの範囲が広がります。

そして、エミュレータの部分ですが、PS2が快適に動作するので、持ち運べるゲームの数が大幅にアップします。
Wiiや3DSも動作可能なので、これを手に入れたら当分の間は新しいエミュレータゲーム機は必要ないでしょう。

そして、十分な大きさの画面サイズとSwitchよりも軽い本体は持ち運ぶ時やゲームをする時の快適性に繋がります。
ポケットに入る大きさではないですが、カバンに忍ばせて置くには十分に小さいです。
操作はAndroidスマホと同じなので、タッチパネルで直感的に出来るのも魅力ですね。

4Gの携帯電話ネットワークが使えるので、電話としては利用できませんが、LINEなどのネットワーク通話が可能です。もちろん出先でゲームも可能です。

まとめ

動作が重かったり特定のゲーム機しか動かなくて、1万円や2万円くらいの中華ゲーム機を何台も買ってしまうくらいなら、思い切ってこのくらいのスペックのゲーム機を購入すると、結果的に安いんじゃないかと思います。
旧型のXPでもかなり良かったので、新型も期待出来そうです。
ちなみに256GBモデルを選択したので、早ければ8月中に手にすることが出来るのではと思っています。
楽しみです。

サポートしてくださると私もあなたも幸せになれる。そんな気がしています。