パンの耳

今朝のパンの耳が消えた事件。
先日父が近所のパン屋さんでパンの耳を買ってきた。いつもよりも厚切りでふかふか。
母「なんかこのパンの耳ふかふかね」
私「こんなに厚く切ったらサンドウィッチにする分少なくなっちゃわないかな」
母「ママもそれを心配しているの」
そして、赤丸さんのサンドウィッチがこんなに小さくなっちゃったらどうしよう〜と笑っていた。パンの耳を別に作っているのかな、と言ったら
「そんなわけないでしょう、パンの耳だけ作るなんてありえない」
と却下されたが、私の言いたかったのはそういうことではなく、パンの耳用のパンを焼いているのかなということだったのだ。

そして今朝のこと。起きると母がパンの耳を探している。
「ゆずちゃん、パンの耳知らない?」
「なんで?」
「ないからゆずちゃんが全部食べちゃったんじゃないかと思って」
「全部食べちゃった」
「なんだ、そうか」
「うそ、食べてない。もみが食べたんじゃないの」
「え〜、食べないわよ」
父「もみはパンの耳は食べないよ笑」
そしてまだ何か探しているので、聞いたらさっき抱えていてそこに置いた洗濯に出すタオル類だった。
「タオルはそこだよ。私が下に持っていくからママはパンの耳を探してて」
そしてしばらく経ち、洗濯が終わって干しにかかりながら、「もう36分よ、40分に出るんでしょ。干すのは代わるから早く行きなさい。…それにしてもパンの耳はどこなんだろう」
とまだ言っている。
早く見つかるといいけど。

帰ってきても、パンの耳はまだみつかっていなかった。

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