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ZOZO 40番双糸 vs ユニクロ スーピマ白Tシャツ対決はZOZOオリジナルが完全勝利か?【注目の初対決】

ユニクロのスーピマコットン(最高級の綿)のクルーネックTシャツは、世間的に高い評価をされています。

最近、ZOZOがプライベートブランドで出したTシャツも高級な40番双糸(ヨンマルソウシ)製でした。(40番双糸とは、40番手(ヨンマル)の太さの糸をよりあわせた糸で、コストも手間もかかります。番手とは糸の太さになります。)

そこで、発売されたばかりのZOZOオリジナルの40番双糸Tシャツを、コスパ最高と言われるユニクロのスーピマコットンクルーネックTシャツと比較レビューしてみたいと思います。

まず比較の前提として、ZOZOオリジナルはオーダーものですが、個人的にオーダーしたものが、丁度、身長170センチ中肉中背の日本人成人男性の標準的サイズになっています。

最初はシルエットの比較です。6番勝負です。

1.シルエット比較 | ZOZO vs ユニクロ

まず、ユニクロのスーピマコットンクルーネックTシャツの白です。

ほぼ完成域に達した安定のシルエットです。価格は1000円(税別)です。

これこそ定番! といった声も多いですが、一方で、生地が薄くなったのではという声もあがっています。

ユニクロでは現在、ユニクロユーのクルーネックTでヘビーウェイト仕様をプッシュしていますので、透けにくい厚手のタイプと通常のタイプの2種類を展開していると考えた方がよさそうです。生地の厚さについては後ほど検証してみたいと思います。

ユニクロ スーピマコットンクルーネックT

次は、ZOZOプライベートブランドの40番双糸白Tシャツです。

ネックに特徴があるなと思いますが、全体的なシルエットは、ユニクロのスーピマクルーネックTシャツによく似ています。1200円(税込)です。

ZOZOプライベートブランドの40番双糸Tシャツ(メンズ)
ZOZOプライベートブランドの40番双糸Tシャツ(レディース)

シルエットを確かめるために重ねてみましょう。
ZOZOの上にユニクロを重ねてみました。

ユニクロの方が、身幅が細く、着丈が少し長いです。

傾向として、ZOZOのTシャツは無印良品のTシャツのシルエットに近い感じですね。
標準的なシルエット対決は引き分けでいいかと思います。

次はディテール対決です。

2.ネックのディテール比較 | ZOZO vs ユニクロ

いろいろ見るべき点はありますが、各メーカーのこだわりポイントであるネックのディテールを見てみましょう。

上がユニクロで、下がZOZOです。

ユニクロは普通のネックですが、少し細目にしたり、ステッチを入れたりして、微妙なこだわりをみせています。
ZOZOはバインダーネックですね。ユニクロユーのクルーネックTで採用している生地を両側からはさみこむ丈夫な仕様なんです。

参考:ユニクロU クルーネックTのタイムレスな魅力

かなりタフな感じのするディテールなんですが、女子にはちょっと重い感じなんで、ZOZOのレディースのTシャツでは普通のネックになってるんですね。かなり繊細な配慮を見せています。

普通はバインダーネックの勝ちということになりますが、好みがありますのでネック対決は引き分けでいいかと思います。

3.白さとツヤの比較 | ZOZO vs ユニクロ

高級素材白Tシャツの肝である色味とツヤの比較です。

スーピマコットンは最高級の綿なんで、ツヤが出るんですね。ツヤが出てますので、黒や紺といった無難色もラグジュアリー感覚をもって着れるわけです。

上がユニクロで、下がZOZOです。

ZOZOは白いです。はじめてのプライベートブランドアイテムなので真っ白にしてきました。いい感じです。

上のユニクロはやや生成り色になっています。(ちなみにこのクルーネックTは2018年5月に購入した新品です。着ていない状態です。)

白Tシャツをよく着る人はわかると思うんですが、白Tシャツを着た時に限って、コーヒーをこぼしてしまうんですね。しかもお初の時にこぼすことが多いのです。

これはいかんということで、すぐ水洗いしましても、完全には落ちませんが、元の生地を生成り色にしていることで目立たなくなるんですね。あとは黄ばみ対策もあるでしょう。

色味については好みですね。真っ白いTシャツを着る時は、替えを持っておくか、コーヒーに近づかないことがポイントです。

新品時の綿高級素材特有のツヤについては、ZOZOの方があるように見えますね。

ただ、このツヤは2度、3度洗ってみないとわからないものがありますので、色とツヤ対決は引き分けです。

次は生地の厚さの比較ですね。

4.生地の厚さ比較 | ZOZO vs ユニクロ

これは公明正大に科学的に比較しましょう。シルエットがほぼ同じでしたので、重い方が生地が厚いことになります。

では、タニタのメジャーで重量を計ります。

まずZOZOオリジナルです。

ZOZOオリジナルのTシャツは155gです。

次はユニクロのクルーネックTです。生地がどうなのかなっと思って、一度、手で水洗いした状態です。スーピマのツヤのもどりが少しどうなんだろうという感じもしました。

ユニクロのスーピマTは137gです。

ライトウェイト部門の白T対決では、ZOZOオリジナルの生地の方が厚いということになりました。

生地が厚ければいいというわけではありませんが、ZOZOとくらべますと、ユニクロの生地はもう少し耐久性がありそうな感じがした方がいいかなと思いましたので、生地の厚さでZOZOの勝ちです。ZOZOが1ポイントリードです。(生地が厚いといっても、ヘビーウェイトの厚さはありません。)

次は着丈の対決です。

5.着丈の比較 | ZOZO vs ユニクロ

せっかくの白Tシャツなので、外だしして着たいところなんですが、自分の感覚としては、2つとも裾がちょっと長いんですよね。

モデルが白いTシャツを外だしして着るのはかっこいいんですが、一般人の体型でそれをやった時に、裾が長かったりしますと中学生の体操服みたいになっちゃうんですよね。

ZOZOオリジナルのTシャツの強みというのはこの着丈を調整できることなんですよね。
白いTシャツは外だしで着たいということはありますが、パンツインする着方がないわけではありません。

リーバイスのオンラインストアでの着用例は半分ぐらいパンツインしてますよね。

着丈が長い場合はパンツインして着ることになります。また、このタイプのライトウェイトの白Tシャツは透けますので、該当部分をシャツなどで隠す必要があります。

パンツインの場合のZOZOオリジナルとユニクロの着用例です。

ZOZOとユニクロのライトウェイト白Tシャツ着用例

シャツは、数年前のユニクロユーのブロードシャツです。

ZOZOオリジナルの白Tシャツとジーンズ

ZOZOのTシャツはインナーに着ても、白さとツヤがわかります。白さとツヤをみせるわけですね。
ZOZOジーンズの丈はクロップド丈です。だんだんと慣れてまいりました。
ジーンズもなかな魅力のあるジーンズです。

次はユニクロです。

ユニクロスーピマクルーネックT+スリムフィットダメージジーンズ

オールユニクロです。この写真だけではなんとも言えませんが、スーピマのツヤが少し足りない感じでしょうか。ZOZOオリジナルとくらべて、ラフな感じが漂っています。

スリムフィットダメージジーンズが旧型ということもあります。最新のものはぐっと洗練されていますね。

売り切れましたがユニクロユーでもスーピマコットンクルーネックTを出していて、それがひじょうにツヤがあり色も白かったです。
これです。

ユニクロユースーピマクルーネックT+レギュラーフィットダメージジーンズ

レギュラーフィットジーンズの粗野な感じをネックラインの細さでバランスをとっています。

着丈の対決では、ZOZOオリジナルが基本的にオーダーものであり、サイズを微妙に調整できるということを考慮して、サイズ調整可でZOZOの勝利です。これまでのところZOZOが2ポイントのリードです。

6.金額の比較 | ZOZO vs ユニクロ

金額的には、ユニクロが税込みで1080円。ZOZOが1200円+送料200円ということを加味しますと、ユニクロの勝利です。1ポイント獲得です。

トータル的には、ZOZOが1ポイントリードで、ZOZO vs ユニクロ・スーピマ白Tシャツ対決は、ZOZOオリジナルの勝利となりました。

まとめ

ユニクロのスーピマTシャツの高いコスパについてはすでに多く語られていますので、ZOZOオリジナルのポイントになります。

ZOZOオリジナルスーピマ白Tシャツのポイント

・いわゆる40番双糸のツヤのある真っ白いTシャツ
・ライトウェイトとして最適な生地厚
・オーダー時に着丈調整で一般人体型でも外だし可能

ZOZOオリジナルのTシャツはZOZOスーツで計測してからのオーダーになります。まずは、ZOZOスーツの申し込みからですね。

ZOZOスーツ申し込みページ(公式)

今後もアクセス数等を見ながら、ZOZOオリジナルのアイテムはレビューしていこうと思います。

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