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建物を住み継ぐということ

親友が築100年ほどになると言われる建物を購入し、長い期間かけ、リフォームしました。
親友から写真をいただいたので、ご紹介しながら進めます


その様子をInstagramでずっと見ていました。
大工さんや、板金屋さん、さまざまな職人さんの手と、親友夫婦とで復活した建物、見に行きたいなぁと思っています

親友に話を聞いてみました

購入した金額の何倍もかけリフォームしたとのこと。

今は、そこは週末や長期の休み利用する場所ですが、きっと彼女達にとって、そこに行くことで心をリセットし、生き生きとでき、元気になれる場所なのではないかと思っています。

その築100年ほどになる家は、大工さんが自分の家として建てたもの。
100年もったというだけあり、梁もしっかりしていて、途中建具をアルミサッシに替えるなどのリフォームを経て、手を加えられながら現在まで建っていてくれました

そして、親友夫婦がしっかりと今回リフォームしたことで、また、未来に向けて歩んでいってくれると思うと、建物がどれだけ幸せか

と、嬉しい気持ちになりました。

お客様にとっては
「今、ここを直した方が」
という言葉が、セールスのような、騙されているような気持ちになってしまうことは、十分わかります。
実際、そのようにして騙されてしまった方もいらっしゃることも事実です

ですが、築年数が経っている建物でも、タイミングよくメンテナンスすることで、長く建てた時のこだわりや、建物への愛着を引き継いでいけるのではないかと思っています

建物って、どうしてもお金がかかります

ただ、適切な時期に適切な方法で手を加えてあげることで、想定外の金額がかかったり、手遅れになることがはるかに少なくなります。

そして、建物と人とが離れていた時間が長いほど、建物の寂しさからか、不思議といたみ方も早くなったりします。
少しでも一人ぼっちの建物がなくなるよう、建物と人が一緒に笑顔になれるよう努めていきます。


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