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失敗しないウッドチップや砂利の敷き方(DIYの参考に)

駐車場やお庭に関して

「庭の通路に砂利を敷いたら草取り楽かな」

「庭をドッグランにしてあげたいからウッドチップを敷こうかなぁ」

などなど、思ったことありませんか?


草取りをするスペースを減らしたいという思いもあったり、使いやすさを考慮することもあると思います。

伊東、伊豆高原は国立公園内である場所もあるので、建蔽率が20%なんてこともしばしば。
つまりは、敷地の80%は否応なく庭
なので、その部分の管理の仕方は、考えなければならないことがあります。

「せっかくやったのに、やり損だった」

そんなことが起こらないよう、ご自分でなさる際にもちょっと参考にしていただければと思います。


まずは、地面を整地するところから始めるのは、みなさんご存知だと思うのですが、さてその次となるとどうでしょうか?

地面が隠れる程度に砂利やウッドチップを敷けばいいか・・・というと、それではちょっと不十分です。
不十分というより、やり損です。


まず、ウッドチップは、10cmの厚さで敷くと防草効果があると言われていますが、地面の状況もいろいろありますし、できれば防草シートを敷いてからの方がいいと思います。

砂利を敷く際も、防草シートをしっかり敷いたところに砂利を敷いていきます。

草の根などを取り除き整地

この整地から防草シートを敷くところまでが肝腎要!!

注意することは3つ

(とはいえ、これがかなり大変なのですが)

1、雑草をしっかり抜く

2、しっかりと平に整地し、地面を固める

防草シート

3、防草シートを地面にピッタリと密着しシートの隙間がないように敷く

ここまでくれば、もう7割8割は仕事が終わったような物です。


では、砂利をできるだけ厚く敷けばいいのかというと、そうでもなく、通路など歩行するところは砂利の大きさにもよりますが、4〜5cm程度敷くことで防草シートの劣化への影響を少なくし、歩行性にもいいと言われています。

駐車場となると、10cmほど敷くことで、常に車のタイヤによって砂利が移動したりすることによる防草シートへの影響を少なくできます。


さぁ、ここでホームセンターでよく見る袋に入ったきれいな白い石など思い浮かべてみてください。

あの5キロの米袋ぐらいの大きさの袋に入った石を、上記のような厚さで敷いたら、どれだけ必要か・・・

10袋買っても正直それほどの面積に敷くことができません。


費用を抑える場合は、できるかぎり近くで取れる砂利がいいと思います。

そうすることで運搬の距離も短いため、SDGsの取り組みとしても、輸送費を抑えるためにも有効ですので、お客様にもサンプルをご用意する際、そのことを念頭に選定しおすすめしております。


近くで採れる砂利で、理想に近いものを探す

そして、砂利もウッドチップも一度敷いたら永久ではなく、減ってしまうことがあります。

そうした時に足すためにも、どこの砂利を敷いたかなど記録しておくといいと思います。

ただ、砂利も天然のものなので、同じものと言っても採る時期や場所により多少色の違いは出てしまいます。

でもそれもまた、天然の物の面白さと良さなのかもしれません。


見た目はもちろんのこと、安全で使いやすいお庭や駐車場作り、「やっぱり自分ではできそうもない」そんな時は、ご相談ください。

お手伝いいたします。

伊東・伊豆高原で設計、リフォームリノベーションはアクリにご相談ください
自分らしい、自分軸の暮らしのお手伝いいたします。

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