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フリーランスが会社と関わる

「めんどくさいことになりそうなことを
予測するちから」

※これは会社経験がなくフリーランスになった人間が書いた記事です。会社員の人にとっては当たり前のことだと思います。笑って読んでね。

人とやり取りする中で、納期を守る中で、これがすごく大事な能力だそうだ。

だから、例えば曜日+日で相手に期日を伝えたり、納期の2割の時点で全体の方向性を示しておく、という発想になる。
でも会社員経験のない自分にとって、そもそも「これこうなったらめんどうだな」っていう発想ができないのがまず問題だった。

はっきり言って今もまだできないことの方が多い。なのでとりあえず、具体例を挙げてもらったものを書き留めておく。

めんどくさいこと予測の具体例

1.到達点が見えない

相手が何を求めてるのか、ほんとにこれでいいのかよくわからん!という場合、こっちが頑張っても空振りする場合はやっかいだ。

対処:

納期の2割のうちに、相手と方向性を合わせる。
※具体的には、全体像を提示して、「これでどうっすか?」「OK」と言ってもらうこと。

2.相手が安心してない

心証はなるべくよいほうが次の仕事につながる。
相手に「こいつちゃんと仕事してるんだろうか」と思われないことが大事、というのは何度も言われた。
そんなに信頼してないもの?って思うけど、相手の仕事の遅れが自分の仕事の評価を下げるようなことになったら…と思うそうで、それはたしかに困るなぁと思った。

対処:

・大事な内容は、返信メールの中で繰り返す。
例)納期は3日ということで承りました。

・相手が安心できるタイミングで連絡する意図があることをアピールする。
例)初めてのやり取りなどで、どれくらい時間がかかるか分からないときも、「状況を都度ご連絡します」という意味の言葉を添え、新緑を伝える旨を伝えるとよい。

3.メールのやりとりが長いorやっかい

何度もメールをやり取りしたり、逆にひとつのメールに質問などが詰まりすぎていると返すほうも大変だそうだ。
私はついつい「一回で全部聞いちゃえ!」としてしまうのだが、会社員の方は、毎日たくさんのメールを受け取っては返す(多い時は100件くらい!)ので、質問がいっぱいあると大変だそうだ。
毎日数通のメールしか来ない(来てもアマゾンのお届けメール)私には想像できない世界だが、たしかにそれは大変だ。

対処:

・一つのメールで質問する項目はだいたい3個まで。
また、それらは箇条書きにして見やすく。

・できるだけYes,Noで答えられる質問にすると親切。

・次の工程に関わる質問などは次に聞く。作業とタイミングを合わせる。

・専門的な質問は相手がわからない場合や、相手の意図が明白でない場合
こうかな?というやりかたでやってみて「これでいいですか?」と聞いたり
数点提示して「どちらがよろしいですか?」とすると相手は回答が絞られるので答えやすい。

めんどくさいことを予見する能力なんてフリーランスにはもともとない

「これでうまくいくだろうか?」って考えるのは、フリーランスの人にとって得意分野ではない気がする。だって、未来を深く心配してたらフリーランスになんかなろうと思わないと思う。

でもその分、フリーランスがその能力を少しでも身に着けたり、考える習慣をつけることはすごくいいことだ。
会社とお仕事する場合は特に。だって会社員さんは「これでうまくいくだろうか」と考えることに慣れている人たちだから。その方たちがお客様なら、お客様の気持ちに沿いたいし、おたがい気持ちよくお仕事したい。

ということでこういうことを学んで損はないな~と思う今日この頃でした。


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