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円安時のドル定期キャンペーンについて感じたこと

後藤さんがドル定期に関するnoteを出していました。

なぜ急に? 三井住友銀 ドル定期0.01%→5.30%|後藤達也 @goto_finance #note


ここタイミングでドル定期の話題というのがとても不思議だったので、Xを検索してみて驚きました。色々出てきたけれど、特にたくさん出てきたのがソニー銀行の年利9%のキャンペーンでした。

他の銀行で外貨を扱っていた人ならまだしも、本当に外貨取引が初めての人が手を出していいキャンペーンとは思えないんですよねぇ。

6ヶ月の定期ってことは手にできる利息分は金額で言えば9%の半分、さらにこの円安の時に、円からドルに交換という条件、このタイミングで円をドルに変えようという人はおそらく普段は円の生活だろうから、そのドルを円に戻すときにも手数料が発生しないのかな?

このまま円安が進めばトラブルは起きにくい。逆に満期のタイミングが円高の場合も、ドルを円にすると損だから、ドルを追加で購入してドル建て保険にして増えるのを待ちませんか?とかって勧誘ができる。こんな感じの全体像が見えている上で決断するならいいけど、そうじゃないと銀行の養分になってしまいそう。

SMBC信託銀行も同様のキャンペーンをよくやるけどそもそも「信託銀行」だから敷居が高いし、日常使いを前提にしていない。でもソニー銀行は「ネット銀行」だよね。ネット銀行は若い人も手軽に利用できる敷居の低さがウリですよね。そういう銀行がこういうキャンペーンをやっちゃうんだなぁと思ったら、今までとはまた別のいろんなリテラシーが必要になってきてるんだなぁって思いました。