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アルフェテ工作室のレシピ帖 初級編

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#図画工作のレシピ

“ 魔女の不思議な歯ブラシをつくろう ”  図画工作のレシピ  #アルフェテ工作室

魔女の歯医者さんには、色々な生き物たちがやってきます。  お口が大きなカバから、とってもちいさなリスたちまで。色々な動物たちが集まります。   魔女の歯医者さんは、『おいしい歯医者』さんでした。   森に住む生き物たちは、歯が痛くなる前に歯医者にやってくるのです。   どうしてか?というと。おいしいものを食べることができるから。   魔女は治療の前にご馳走を振舞います。 もう歯医者に来たことを忘れてしまうくらいでした。   おいしいデザートまで食べたあと。   ここからは、

“ 甘い甘いバナナをつくろう ”  図画工作のレシピ  #アルフェテ工作室

『このバナナ。なんだかキリンさんみたい。よく見ると黒い点々があって、なんだか怖いよ。』男の子が言いました。    そんな一言に魔女は、言いました。   『この黒い点々は、バナナが甘く甘くなっていく途中なんだよ。』   『えっでもね。前食べたバナナは、中がぐにゃぐにゃだったよ。』    『それはね。バナナに優しくしていなかったからだよ。』      『えっどういうこと?』     『どこかにぶつけたり。強く握ったりすると中が早く痛んで来ちゃうんだ』    『黒いものようは、そ

“ 魔女のコップをつくろう ”  図画工作のレシピ  #アルフェテ工作室

『コップに手が生えてるみたい』 魔女は、言いました。 『どうして、取手があるコップとそうでないものがあるの?』 毎日。違うコップが使えたら楽しいのになぁ。 でも、いつも好きなコップばかり使ってる。 ◯ 色々なコップをつくってみよう。 珈琲を飲むときは、取手が無いと火傷しちゃうかもしれないし。 でも、じいちゃんが、お茶は湯のみが旨いって言ってた。 お茶と珈琲は、何が違うんだろう? もしかしたら、冬に暖かいペットボトルを両手で掴むのにもしかしたら似ているのかもしれない。

“ かわいいお尻をつくろう ” 図画工作のレシピ #アルフェテ工作室

『後ろ姿』って見てる?魔女は、言いました。 生き物の顔に注目することがあっても、その他の場所を見ることって?   例えば、動物のお尻ってなんだか愛らしい。   自分の後ろ姿ってなかなか見えないから気がついたとき不安になる。   画用紙にはさみをチョッキンチョッキン。 切り目を入れたら左右を重ねるとぷっくりと盛り上がった傘みたいな形になる。   シッポをつけたら色々な生き物のお尻ができそう。    あぁそうだ。アイススケートを滑っているとき。足が交わって滑ったりしているなぁ

“ 100種類の筆『枝の先』 ” 図画工作のレシピ #アルフェテ工作室

お店に売っている筆だけだともったいない。 魔女は言いました。 『世界のすべてものは、筆になるんだよ』  手を加えるだけで道具はつくれるのです。 棒の先を尖らせたり、丸めたり。 小刀やカッターナイフで削るのもいいし。 鉛筆削りでけずるのもオススメ。 この先に何かを巻きつけたっていいんだ。 さぁ。こんな筆たちは、どんな線や色が広げられるんだろう? 色々な筆で絵を描いてみよう。 あなただけが知っている筆が見つかったらそっと教えてくださいね。    アル

“ 巻き寿司のパズル? ” 図画工作のレシピ #アルフェテ工作室

  『画用紙を大きな輪っかにできるかい?』    魔女は、言いました。   『そんなのできるよ。』   『じゃあ。この中を輪っかでパズルをつくることできる?』   画用紙をいくつも丸めて。それを丸の中に詰めていくとどうなる?    これまで色々な向きに曲がる丸がだんだん丈夫になってくる。   丸の大きさを色々変えてみよう。詰めていくと色々な変化があるよ。  詰まったらまた抜いて行ってみよう。どこまで崩れずにいられるかな? アルフェテ工作室のレシピは、300種類を超えます。

“ 魚のシッポをつくって踊ろう ” 図画工作のレシピ #アルフェテ工作室

猫。牛。お猿さんには、シッポがあるのに。   僕たちには、シッポがないんだ。どうしてだろう?  そういえば。こないだ水族館に行ったら魚にもシッポがあった。   魔女は、魚のように早く気持ちよく泳ぎたくなりました。 そこで、魚のシッポを簡単に取り外しできる魔法を実験します。   お魚のシッポは、よく見ると色々な形をしてる。 トゲトゲもあって強そうなのもいる。   何だか。怪獣にも見えてきた。 工作ができたらシッポを使って泳いで見るのだけど。   どうも魚たちのように滑

予告 “ はじめての指輪  ”図画工作のレシピ #アルフェテ工作室

  まるで魔法のように。  指に通すと気分が変わる指輪。   そんな特別な気分を味わう。   折り紙でも。画用紙でも。   輪っかをつくって、重ねるだけでつくれます。   重ねる色の組み合わせでなんだか光り輝いてくるから不思議です。   ちいさなちいさなものに何かを込めると。それは、特別なものになります。   つくったものを並べてみると。指輪屋さんになりますよ。 何ででしょう?紙であってもどこかうつくしく愛らしいと思うのは。   それにしても。ちょっとカッコつ