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思い出しイラン旅行記①

先日安倍首相がイランを訪問したが、今やイランは政治的に注目度の高い国かもしれない。そんなイランの旅行記を今回は書こうと思う。

……ってまじめに書き出そうと思ったけど無理です。
なぜなら心の中がイラン!イラン!イッラッン!!!って感じだから。

イラン、とても素敵な国です。美女とイケメンぞろいだし、人々は優しいし、日本と全然文化が違う。旅行の前後で印象が大きく変わる国でもあると思います。イランの宮殿やモスクがきれいすぎて知能が低下したまま帰ってきた私ですが、できるだけ当時の雰囲気を伝えたい!そんな思いで書いています。

【日記】とあるのは、当時の日記の引用です

事の発端

私たちがイランに行ったのは去年の3月。
イランに行ったのは単純に惹かれたからなんですが、いくつかまじめな理由もあります。
・大学で中東政治を学ぶつもりでいたので、現地に行きたかった
・日本にいてはイランの正しい情報が入ってこないと思っていたから
・イスラーム文化に興味があった。特にシーア派と言えばイラン、のイメージがあったから
などなど。
(イランでは胸が小さいことが美人の条件らしい、とか周りが美男美女ばっかで最高、とか不純な理由も有ったり無かったり…)

さすがに女1人旅は怖いなーと思っていたので、高校時代の友人を誘ってみたところ「いいよー」とのこと(軽い)。無事イラン行きが決まりました。

そこからは2人で「地球の歩き方」を見つつプランニング。
「せっかくなら周辺国も行きたいね」
「ペルシア湾を船で渡る!とかワクワクしない?」
とか言いながら、大まかなルートを決めました。

【日記】予定ルート
テヘラン(入)→イスファハーン→シーラーズ→バンダルアッバース(出)+ドバイ、エジプト


ちなみに、私たちの旅行する時期がめちゃくちゃ混むことを知ったのもこの時期。ちょうどノウルーズというお正月みたいな行事と被っていたのです。とにかくホテルだけは確保しよう!とBooking.comとメールで予約を取りました。
(当時はBooking.comが使えたんです!便利だった…)

クアラルンプール経由でテヘランへ

当日、トレンチコート+チュニック+登山用ザックという恰好で羽田に集合した私たち。チェックインカウンターのお姉さんに
「イラン出国のチケットがないと飛行機に乗れません」と言われて慌ててフェリーの予約をとったり(実はとれてなかった)、
「イランに着いたら8日以内に現地の警察に行ってくださいね」と言われてビビったり(結局行かなかった)しながらも、無事に日本を出発しました。

【日記】1日目
・KLで12時間待つ。長い
・充電器と歯ブラシとスカーフを預入荷物に入れてたことに気づく。
・スカーフを買ったらナマコ石鹸を勧められた
・KLにはprayer roomもあった

クアラルンプールではイラン出身のエディと知り合いました。
彼は革命後15才でオーストラリアに渡ったそうで、
イランとオーストラリアのパスポートを持っていました。
女子2人でイランに行く私たちに"Crazy!"と言ったエディは、
・グループで旅行しているとアピールすること
・夜は出歩かないこと
の、アドバイスをくれました。

※ここでエディとLINE交換したものの、とある事情によって連絡できなくなり、エディを心配させることになります。お楽しみに!

いざ、テヘラン

【日記】1日目
・飛行機乗るときにTシャツ+スキニーの外国人女性を見たけど、
あのままイランに行くのかしら?
・lunchはチキンビリヤニ。辛かった。
・dinnerはマフィン。甘い。
・9時間飛行機乗るの長い。

「外国人の方もイランではヒジャブ等を着用してください」みたいなアナウンスが飛行機の中で流れました。そう、イランに降り立つときにはもう髪を隠さなければいけないんですよね。私はうっかり預入荷物にスカーフを入れてしまったので、クアラルンプールで急遽買うはめになりました。

エディに「夜中は出歩かないで」と言われた私たちですが、23時過ぎに空港に着いた後、真夜中のタクシーに乗ります。今考えるとちょっと危なかったかな…?

テヘランで泊まったASIA HOTELは安く快適なホテルでした。
古いけど掃除を丁寧にしてくれてる、という感じ。
当時は1泊45ユーロ(50$)。メールで予約が取れます。親子でやっているみたいですが、お父さんと息子さんどちらも優しくて。

【日記】
・Asia Hotelの人は優しさの擬人化みたいな雰囲気の人たち。
・チェックアウト後もゆっくり過ごさせてくれた。

②に続きます

まだイランに着いただけですが、一度区切ります。
②か③からはもう少し写真多めでお届けできる予定です!


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