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『ひふみ祝詞』と『あわの歌』の転記と雑感…


日本には漢字以前に、いくつかの古代文字、
神代文字というのがあったとされています。

アナイチ文字、『ホンマツエ』のヲシテ文字、
豊国文字、そして最近話題の日本の預言書
『日月神示』にも出てきますが、
かがみ石に『ひふみ祝詞』が刻まれていた
阿比留草文字、そしてカタカムナ文字等。
…今私は特に、カタカムナ文字の言葉の持つ
パワーに惹かれています。
カタカムナウタヒ80首は、神秘的な美しい
文字宇宙だと感じます。

30代後半の頃、自分の書く詩の言葉の力を
高めたくて、暫く日本の古代史に嵌まって
いたことがあるのですが、その再来であって、
ドキドキ楽しい勉強中です。

ところで、前置きはさておき、
日本語には言霊が宿っていると言われます。
古代の日本語に込められたパワーを、
私たち現代人はシェアして、
その秘められた意味を、よく知るべき時代が
来ているのかなと思います。

以下、ここでは『ひふみ祝詞』と『あわの歌』を
転記させて頂きたいと思います。



『ひふみ祝詞』

ひふみ 
よいむなや
こともちろらね
しきる 
ゆいつわぬ
そをたはくめか
うおえ 
にさりてへ
のますあせゑ 
ほれけ


※ひふみ祝詞は日本最古の神社
幣立(へいたて)神宮の御神体のかがみ石に、
阿比留草文字で刻れた47文字。
日本語の言葉には言霊が宿ってると言われ
ますが、一文字一文字に意味がある古代の歌。
宇宙の真理や生き方の指針。
“古来の人々の間で心身の平安、世の平安、
生命の繁栄安穏を祈り引き継がれてきた祝詞“
と言われます。

神さまの息に合わして、三五七のリズムで
ゆっくりと、少し高めの声で読まれると
いいそうです。


“一二三祝詞するときは
神の息に合はして宣れよ
神の息に合はすのは三五七、
三五七に切って宣れよ
しまひだけ節長くよめよ
それを三たびよみて宣りあげよ
(『日月神示』)

気持ちを集中させる
雑念や邪念を取り払う
「三五七」のリズムでゆっくりと
唱えるときは、少し高めの声で
朝昼晩の三回唱える
(唱え方より)“



『あわの歌』

アカハナマ
イキヒニミウク
フヌムエケ
へネメオコホノ
モトロソヨ
ヲテレセヱツル
スユンチリ
シヰタラサヤワ


あいうえお50音表以前には、
47文字で作られた『ひふみ祝詞』、
48文字の『あわの歌』、『いろは歌』等
がありますが。
あいうえお50音表は『あわの歌』から
作られたと言われます。
こんな楽しいことは、今更ながら、
国語の時間に覚えたかったなと思います。
↓↓

『あわの歌』 (並び替えたもの)

アカハナマ
イキヒニミ
ウクフヌム
エケへネメ
オコホノモ

トロソヨヲ
テレセヱ
ツルスユン
チリシヰ
タラサヤワ

この五音の区切れ(二ヶ所4音)の並び替えで、
あいうえお48文字(↓↑)ができたと言われ
ます。感動的です。


『あわの歌』が50音表の元というのは、
本当に興味深いですね!
古代の歌の一文字一文字は、
各々が深い意味があって、
言葉の奥深さをしみじみ感じています。


マントラ(真言)のように、
古来の『ひふみ祝詞』や『あわの歌』の
日本語の一文字一文字には、各々が宇宙と
響きあうような深い意味があり、
聖なる言葉。
天地創造の神への感謝、命の讃歌、
日々平穏への祈りが込められてる言葉は、
声に出すことで、日本語に息づいてるパワーが、
人の心身に良い影響を与えるとも言われます。


日本語って、全て(ン以外)が
アイウエオの影を引く母音の言語だなと
思ってきたのですが、
48文字(47文字)に、各々の言霊が宿るという
素晴らしい音を放つ言葉なのだと再認識し、
良い日本語の言葉を使っていけるように
したいものだと思います。


言葉は波動、エネルギーだと思います。
古代の人たちが日本語に祈りを込めて
後世へ繋げてくれた宝。
時代を経て息づき、誰もが受け取れる
ことはなんと素晴らしいことだろうと
思いますが、秘宝を手にして
心磨きをしていかなければいけないなと
思います。

現代人は、昔人より優れているような
錯覚を持つことがありますが、
テクノロジーの文明の時代にたまたま
生まれ落ち、便利な生活を享受している
のであり、五感の研ぎ澄まされ方や心の力
とか直感とか、
生きることの実力とも言えるような人間力
としたら、果たして優劣はどちらだろうと
思います。


日本語は、お守りのように、
日本人を内側から守って来たのでしょう。
体に良いと言われる和食の妙もそうですが、
私たちに与えられた幸せと役割を深く感じます。

感謝と敬虔さを持ち合わせ、輝くような
優しさと思慮深さと思いやりと、
各々の優れた役割を発揮していきながら、
多くの皆さまと、風の時代、黄金の時代を
日々の感謝と共に、
生きていけますようにと願っております。
どうぞ宜しくお願い致します。


(※まだまだ勉強中ですので、
コメントはお受け致しませんが、
宜しくご了承下さいますよう
お願い致します…)

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