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AWS【re:Invent 2023】 現地レポート

入社5年目エンジニアのT.kodaiです。

2023年11月27日から12月1日、ラスベガスでAWSのre:Invent2023が開催されました。
現地で参加してきましたので、その様子をレポートしたいと思います。

現地で味わった臨場感を皆さんに味わっていただくため、
現地の様子とセッションについて、写真と動画を多めに、お届けします!

re:Invent とは?

世界各国からユーザー、パートナーが一堂に会する、AWS のグローバルイベントで、参加するだけにとどまらない学習型カンファレンスです。
AWS をはじめ、パートナーによる多くの新サービスや新機能が発表され、ブレイクアウトセッションや最新のテクノロジーの展示、デモンストレーション、事例など様々なイベントが開催されます。

(https://aws.amazon.com/jp/events/reinvent-2023/ より抜粋)

毎年様々な新しいサービスの発表の場となることから、世界中のAWSユーザが、現地を訪れます。12回目となる今年も、Keynoteと呼ばれる基調講演をはじめ、ワークショップやセッションが行われました。

展示会場のスケールの大きさに圧倒されました!

現地ラスベガスの会場の様子

とにかく会場の大きさ、世界中からの参加者とその人数など、スケールの大きさに驚きます。
re:Inventの会場は、数か箇所広がっていて、離れた会場へ移動する際は、シャトルバスを使いました。滞在するホテルと、それぞれの会場の往復で、毎日20キロ近く歩いていたと思います。

re:Invent会場に到着し、まずはチェックイン
チェックインして、カード、パーカー、水筒、バッチ受け取りました
ARIの名を刻みました。毎日消されてリセットされるので、滞在中は毎日書きました。
さて、「ARI」はどこにあるでしょうか。探してください!
会場のホテル、ベネチアンの外観。ホテルで食べたイタリアン料理、最高でした!
朝食の会場です。めちゃくちゃ広い…
Certification Loungeにて。AWS 認定者は専用ラウンジを利用できます。
飲み物も無料で、充電もできました!
AWS Snowballも展示されていました!

セッションの様子

参加した4日間で、様々なセッションに参加してきました。
ここでは、ごく一部をピックアップしてご紹介します。

1日目

アラブ首長国連邦の技術革新研究所の大規模オープンソースAIモデルのFALCONについてのセッション。そのほかブラジルの総選挙システムに関するもの、exective向けのセッションにも参加しました。

プレゼンの話し方や間の取り方、スピードなど、とても参考になりました!
セッションの内容は、様々な顧客のユースケースに対して、AWSがどんな考え方で次のアクションをとるのか、分かりやすく説明してくれました。

<アラブ首長国連邦の大規模オープンソースAIモデル>
LLMの仕組みから、Amazon Sage Makerで使う方法、Prompt Structureなどについての紹介
<ブラジルの総選挙システム>
高いリクエストレートに耐えうるs3のプレフィックス設計が肝
<AWS for Software Companies | Executive Forum>
グローバルのトレンドについての講演


keynoteの入場は、生バンドの演奏に迎えられながらゆっくり進みます。たくさんの人が詰めかけていました。
新しいサービスが発表されるたびにエンジニアから大歓声が上がって盛り上がりがすごい。ライブ配信でも視聴できますが、歓声は入っていないので現地でないと熱量を感じられないです!

Keynoteの会場。まるで音楽のライブ会場のよう
ビールが出ました〜ものすごい盛り上がり
Aurora Limitless Database!
リアルタイムでプレビューも出ていました
redshift が賢くスケーリングしてくれるようになるそう
Peter DeSantis氏が手に持っているのは、量子コンピュータのチップ

セッションの様子 _2日目

1日目に引き続き、新サービスリリースがたくさん発表されました。

Amazon s3 Express One Zone s3の性能10倍に!
遅延は数msに!これはやばい!!!
aws trainium2!
生成AIや機械学習用のチップ
Bedrockも新機能続々でした!

そして何と言ってもこの日のハイライトは、新AIアシスタント「Amazon Q」です。発表された時、会場もかなり盛り上がっていました。

個人の仕事に最適化されたAIアシスタンス
これめちゃ助かるかも!
開発言語のバージョンアップ対応も自動でやってくれる。
パッケージの更新やテストまで...なんだこれ!
Amazon Connectとも連携できます!

セッションの様子 _3日目

Swami Sivasubramanian氏が、生成系AIについて講演。

画像生成について
イグアナの向きや色まで変えられる!
とにかくQがやばいほんとにヤバい😱

Ruba Borno氏は、パートナー向けの基調講演。

サイバー保険など新しいサービスを発表

セッションの様子 _4日目

冒頭のテーマは「コスト」。運用と構築では、圧倒的に運用にコストがかかるというお話でした。
また、日本語でのラップアップがあり、ポイントをまとめて説明してもらえるのが有り難かったです!AWS JAPANのメンバーもこの日本語ラップアップで把握するらしいです。

さすがCTOの基調講演
エンジニアのための発表もたくさんありました
イベントの終盤
基調講演の日本語での振り返りの様子

参加者との交流

滞在期間中は、日本から参加していた他の企業の方々とも積極的に交流し、情報交換しました。

日本からは、若手エンジニア中心に参加している企業が多かったです。

80名程の日本企業の方とご挨拶させて頂きましたが、現地ならではのネットワーキングで、AWSを推進する仲間という一体感が生まれ、距離がすごく近くなりました。
レストランで日本人見かけたら、声をかけて名刺交換、一緒に飲むという感じで、交流を深めていました。

企業のTOPとも繋がった貴重な機会でした!

3日目の夜、600人の日本人が集まるJAPAN Nightに参加。
クイズゲームではあと2問でギフトカードが貰えるところで惜しくも脱落

滞在最終日の re:Play

毎年、イベント最終日の前日に行われるre:Playは、5時間ちかく続くパーティです。

めちゃくちゃ広いコンサートのような会場で、ゲームやDJライブなどがあります。

我々は、出発時間の関係で、re: Playを最後まで堪能することはできずでした。次回は帰国を1日遅らせたい…。

re:Playの会場へ移動するモノレールに乗るための行列
これから5時間パーティーw
ドッチボールにポルトガルとインド人の6人チームで参戦!
何とか勝ちました!
コンサートのトリはMajor Lazer!大盛り上がり!

Re:Invent、初参戦して感じたこと

普段エンジニアとして「ツール」として使用しているAWSが、グローバル企業として大きなパートナー/ユーザーネットワークを構築し、世界を大きく変えているんだということを体感しました。
自分がエンジニアとして、その一役を担っていることに誇りに感じ、今後さらに大きな役割を担っていきたいと思いました。

AWSのデータ・AIに関するVPのDr. Swami SivasubramanianのKeynote。
正面、前から8列目で聞けました

Keynoteで発表されるサービスは、会場全体が盛り上がり、今後、世の中を変えていくサービスがリリースされることを体感しました。
AWSのCEOやCTO、SVPが講演している姿を間近で見られたことにも感動しました。このような体験は現地でしかできないと思います。

またネットワーキングでは、AWSのパートナーや、エンドユーザーの方と、交流ができ、とても刺激になりました。

現地で参加することで、発想の大きさやグローバル視点など今後の成長が大きく変わってくると感じます。
AWSのエンジニアなら現地参加を強くお勧めしたい!! 当社の若手エンジニアたちにも、来年ぜひ参加して欲しいです!!!!

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