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簡単にドット絵を描こうよ。対称定規とか使って


対称定規って最高!!

今すぐ対称定規を使おう!!



こういう絵を描く時にも大活躍


記事内のドット絵を描くのに使用しているツールはAsepriteです。
クリスタやフォトショなど、対称定規のある他のツールでも活用できる内容だと思います。


対称定規って何?


asepriteでペンなどのツールを使用している時に、左上の方に出ているこれらです。

縦線が入っているアイコンと横線が入っているアイコンがあります。
今回の記事で使うのは縦線の方だけです。


縦線の方のアイコンを押すと、キャンバスの真ん中に線が現れました。
この線が現れている状態で描くと……


ワァ!!


再登場

このように、左に描いたものが右に、右に描いたものが左に、鏡写しに反映されます!
これで作業量が半分になるってワケ(バカの算数)

なんて便利なんだ……
こんな便利な機能を使わない手はないですね。


キャラを描こう。対称定規で。


ナース魔法少女のなずなちゃんです

ここからは、実際に対称定規を使った上のドット絵のメイキングです。

キャンバスサイズは48x48。
大きすぎず小さすぎず、個人的に好きなサイズです。


1.顔を描く

いつも最初に顔を描きます。
顔がかわいくないと、他がよくできてもテンションが上がらないので。


2.体を描く

体を描きます。

普段描いてるやつは結構この段階を飛ばして直接服を描きがちですが……
ちゃんと体から描いたほうがバランスを取りやすいことを、理解してはいます。


3.前髪を描く

左右対称で描ける髪型なので、もりもり左右対称で描き続けます。


4.服を描く

服を描きます。

服は髪よりもパーツ数が多いので、線は描かずにまずは色だけでバランスを取っています。


ドット絵、色から描くか線から描くかで派閥分かれますよね。
私は圧倒的に色から描く派です。
イラストでも厚塗りっぽいことをよくやってたので、その影響もあるかもしれませんね。
この辺もその内語りたいとこです。


5.ツインテールを描く

こちらも、まずは色で形を取ります。

髪がくるくるしているデザインが好きすぎるので、ずっとそういうキャラばかり描いてしまうよ。


6.描き込む

描き込んでいます。
ここまでずっと左右対称の状態で描いています。


7.左右非対称の部分を描く

左右対称定規を解除して、左右非対称な部分(前髪のぴょこっとした部分と、ずりおちた肩の部分の布)を描きます。

このキャラほど左右対称のキャラデザじゃないよ~~ってこともあると思うのですが、こんな感じでベースは左右対称に描く→細部は個別で描き込みって感じでやると、かなり描きやすいのではないかと思います。
調整したいところを上からちょちょっと描きたせるの、ドット絵のよさですからね。


左右対称定規を使うと、描きながら完成形をイメージして調整しやすいです。
ドット絵経験がなくても描きやすくなると思うので、ぜひ活用してみてください。



では、次回「キャラを動かしてみようよ。左右反転とか使ってさ」でお会いしましょう。(嘘予告)

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