7月5日に入山してからというもの、高野山は連日雨続きだ。突然バケツをひっくり返したようなどしゃ降りになったり、それがおさまってもずっとぐずぐずしている空模様。先日の満月の晩は貴重な晴れ間だったことを思い知らされる。

気温は暑くもなく寒くもなくとても過ごしやすいのだけど、湿度100%って何…って思いながら、じめじめした天気と格闘している。高野山の夏は湿度がとても高く、洗濯物も満足に干せないので、住んだら除湿機が必須かも。

でもそんな鬱陶しさの代わりに、紫陽花があちこちで綺麗に咲き誇っている。高野山の紫陽花は、全国から少し遅れて7月から8月にかけて見頃を迎えるそうだ。夏休みシーズンがちょうど紫陽花シーズンと重なる。

この季節に高野山を訪れた際は、向日葵の夏とは一味違う、しっとり可憐な紫陽花の夏を味わってみてほしい。