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京都散歩8:世界に愛される書店と額縁の庭

お立ち寄りいただきましてありがとうございます。
京都検定2級対策で市内のスポットを散歩して記録しています。

今回の京都散歩は、叡電一乗寺駅から恵文社にお邪魔した後、詩仙堂と圓光寺を巡ります。

一乗寺周辺は京都でも有名なラーメン街道がありますが、今回はラーメン無しのお散歩です。

【2024年4月20日】

叡電 一乗寺駅

恵文社 一乗寺店

大好きな書店で何度もお邪魔しています。
このお店があるだけでも京都に住む価値があると思っています。
世界でもっとも素晴らしい本屋10店に日本で唯一選ばれました。

セレクトされている書籍も他では巡り合わない興味深いものもあり、キッチンツールや雑貨なども置いてあり時間を忘れます。
noteもされているのでフォローしています!

アンフェールフロアと中庭でつながっています。
どこを切り取っても絵になる書店。

中庭
アンフェールフロア
トラベラーズノート関連の製品も販売もしていて、
ファンなら来るべき場所

買ったもの

1985年にデンマークの郵便局で発行されたクリスマスシールと、スケッチブックで有名な「銀座 月光荘」のユーモアカードを購入。

クリスマスシールは1904年からクリスマスカードに貼るシールを販売していて、結核で苦しむ子供たちの療養所を建てる目的で始まったそうです。
いろいろな年代のものがありましたが、1985年の電車柄にしました。

袋までかわいい。

トラベラーズノートにスタンプもいい感じに押せたので、買ったものと組み合わせてページを作りたいと思います。
完成したらまた紹介します。
スタンプはアンフェールの入口にありますので、訪れたらぜひ。

スタンプばつちり!
後は何をいれよう。
レイアウトを考えるのが楽しい時間。

いつお邪魔しても楽しい場所です。


一乗寺駅に戻り、曼殊院道を白川通方面に向かいます。
白川通は中央に街路樹もあって素敵な道です。

白川通まで戻る

一乗寺下り松

そのまま曼殊院道を進むと、「一乗寺下り松」があります。
このあたりのバス停の名前にもなっているので、ご存じのかたもいらっしゃるかと思います。

宮本武蔵が吉岡一門との決闘をした場所とされています。
この先に八木神社があります。「我れ神仏を尊んで神仏を恃まず」と悟った場所ですね。

立派な松です。

さらに進みます。

詩仙堂 (丈山寺)

ここから上り坂が続きます。
写真だと勾配がつかめませんが、実際にはまあまあの坂道が続きます。
登山に近い(笑)

写真ではわかりませんが急こう配

ようやく詩仙堂に到着。
風情ありますね。

小有洞

詩仙堂は、武将で文人の石川丈山が晩年を過ごした山荘跡で、現在は曹洞宗大本山永平寺の末寺となっています。
現在詩仙堂と言われているのは正しくは凹凸家で、その一室にあたるとのこと。

木漏れ日

つつじが美しい老梅関をくぐります。

老梅関

すぐに仏間と詩仙の間になります。

仏間
詩仙の間

狩野探幽による漢晋唐宋時代の詩人三十六人の肖像画があり、ここから絶景のお庭を見ることができます。

【学習メモ】
宗派:曹洞宗
山号:六六山
ご本尊:馬郎婦観音(めろうふかんのん)
庭園:庭園:唐様庭園

福禄寿

静寂に包まれていて、聞こえてくるのは鹿おどしの音のみ。

早くも緑が映える季節になりつつあり、季節の移ろいと静寂を、訪れている方々もそれぞれの場所で楽しんでいらっしゃいました。

外に出てお庭を巡ります。

残月軒
鹿おどし

他の季節もきっと素敵だと思います。
また来ます。

圓光寺

詩仙堂からすぐにあります。
来たかった場所の一つです。

京都検定の公式テキストブックには、こちらの情報は記載がないので、HPからできるだけポイントを記録します。

【学習メモ】
慶長6年(1601年)徳川家康は国内教学の発展を図るため、下野足利学校第九代学頭・三要元佶(閑室)禅師を招き、伏見に圓光寺を建立し学校としました。

宗派:臨済宗南禅寺派
山号:瑞巌山
ご本尊:千手観世音菩薩
重文:「雨竹風竹図」六曲屏風一双(円山応挙 筆)
   木製活字約五万個、開山元桔禅師像
庭園:池泉回遊式庭園

公式HP
正門

境内に入ります。

境内へ

ダリアかな、ほかにもいろいろな花が迎えてくれます。

淡桜庭

奔龍庭


白砂を流れのある雲海に見立て、天空を飛ぶ龍を石組みで表現しています。
頭部と背中の石柱はかつての井戸の部材だそう。

全体

正面からだと、龍がよくわかります。

以前から見たかったので、お邪魔できてよかった。

瑞雲閣(寺宝展示)


寺宝が展示されています。

円山応挙の「雨竹風竹図」や渡辺始興 筆「松下寿老人図」を鑑賞することができます。
写真は判断つかずでしたので外観だけ。

中門をくぐって本堂に行きます。

本堂

水琴窟

近づいただけで澄んだ音色が音が聞こえます。
他でも水琴窟は拝見しましたが、こちらの音色は断トツで感動。
寝るときに流しておきたい音色。。。。

水琴窟

この竹から音色が聞こえます。

録音すればよかった。

十牛の庭


池泉回遊庭園で「十牛図」を題材にしています。
随心院、智積院と並ぶ「額縁庭園」としても知られています。

額縁庭園

また秋に訪れたい。

頂いたパンフレット
秋はとんでもなく美しい。

蟠龍窟

日本唯一で最古の尼僧専門道場。

こちらの先から庭に降りることができ、十牛の庭を散策することができます。

青もみじ
応挙竹林
「雨竹風竹図」のモチーフ
たけのこたくさん

徳川家康の墓

お庭からさらに上ります。

古い鳥居

古い鳥居をくぐると、徳川家康公の遺言により歯を埋めた墓と東照宮があります。
このあたりの歴史はもうすこし深堀していきたい。

徳川家康のお墓

ここからの景色。
東の山から京都の街並みを眼下に見ることができます。
この景色があるから、こちらにお墓を作ったのだろうか。

かなり登りました

終わりに

下山して今回はこちらで終了です。
訪れた場所は紅葉で有名ですが、初夏も楽しめると思います。
(くれぐれも坂道にご配慮くださいませ)

登山で汗かいたので、旅の音さんでお茶して帰ります。

それではまた。


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