見出し画像

エリース番記者のミコトは見た!vol.19〜関東サッカーリーグ2部後期第9節vs 厚木はやぶさFC戦マッチレポート〜

関東サッカーリーグ2部後期第9節厚木はやぶさFC戦が1日に行われた。既にチームの優勝は決定しているものの、厚木はやぶさFCは前期で敗戦を喫している相手。リベンジに燃えるエリース東京FCはベテランのDF13長井をキャプテンとして先発に起用し、9連勝をかけて試合に臨んだ。


試合は序盤から相手のハイプレスに苦しむ展開。今一つ攻撃の決め手を欠き、守備でも厚木のテンポの速い攻撃に手を焼いた。そんな中輝きを放ったのはGK1大畑。14分に相手の至近距離のヘディングを片手一本でセーブすると、20分にも横っ飛びのファインセーブを披露。守護神がチームを大いに盛り立て、0-0で前半を終える。

ファインセーブを連発しチームを救ったGK1大畑。
怪我に苦しんだ時期もあったが、見事クリーンシートでシーズン最終戦を終えた。

後半に入り選手交代などで変化をつけてきたエリース東京FC。前半以上に決定機を多く作るが、厚木の粘り強い守備に阻まれゴールには至らず。このまま試合終了かと思われた90分、ここでMF6神田が魅せる。MF5村田のロングパスを受けると、スピードのあるドリブルからDFを交わし最後はニアにシュートを突き刺すゴラッソ。値千金の先制弾が決勝点となり、リーグ戦後期全勝となる9連勝を成し遂げた。

苦しい展開の中、劇的ゴールでチームに勝利をもたらしたMF6神田。
リーグのアシスト王も獲得し、充実したシーズンとなった。

リーグ最小失点同士の対戦となったこの試合。セービングで何度もチームを救ったGK1大畑は「せっかくなら最小失点・最多得点で優勝したかった。しっかりと自分らしいプレーを見せることができたと思う」と笑顔で語った。

MF6神田の決勝ゴールをアシストしたMF5村田。
精神面でチームを牽引しつつ今シーズン4アシストと、結果も残した。

リーグ戦全日程が終了し、残すはカップ戦のみ。リーグチャンピオンとしての自信を胸に、シーズン最後の戦いに挑む。

この記事が参加している募集

#サッカーを語ろう

10,656件