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勝手に『北広島市観光基本計画』の実行⑤

北広島の魅力発信 『開拓記念公園』

開拓の歴史を知り、自分の心の炎を静かに燃やす場所

北広島市の魅力を開拓するべく、まずは開拓記念公園へ。
北広島という名の通り、元々広島県に住んでいた和田郁次郎という方が北海道に開拓を志し、一つの村を築いたのが北の広島・北広島の始まり。
明治16年に渡道し、この地が水田に適すると考え、水田技術が十分でなかった土地にも関わらず、情熱を持って開拓に励む。大雪や凶作など大打撃を受けながらもそれに屈せず、工夫を重ね、ようやく形になったのが、10年後の明治26年。

10年もの間、一つの目的を果たすべく、努力をし続ける。

私もそう在りたい。心の中で情熱という炎が静かに燃え上がった。
それと同時に、いまこの地で暮らしていることが当たり前ではなく、こういった苦労があってからこそと有り難いことだと感謝の想いも湧いてきた。

この開拓記念公園がある場所は、和田郁次郎の旧邸跡であり、役場や郵便局があった場所とのこと。まさに北広島のはじまりの場所にて、初心を思い出させてくれる場所である。

こういった遊具のない公園は、今となっては訪れる人はほとんどいなく、ひっそりと佇む記念碑や銅像が寂しく感じてしまう。
ただ、綺麗な紅葉や立派な松など美しく、かつ逞しい木々や植物は健在で、そういったところからもパワーをもらうことができる。
勝手に「密かな心のパワースポット」と名付け、元気をもらいにまた来ようと後にした。

この像が見つめる北広島の将来が、開拓者の願いとともに、どうかこの透き通った青空のようでありますように。

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