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WBC楽しませていただきました。
昔はプロ野球中継をよく観たり、球場に足を運んだりしていましたが、子どもを産んでからはとんとご無沙汰。でも、大谷選手も出場するし、今は一人。全試合観戦しました。

皆さん一流選手。バッターボックスの構えを観るだけで楽しかった〜(笑)。

近藤は、『体感!!』と思わず思ったし(笑)、吉田は172cmながら4番。最大限に体を使えるのか、美しいフォーム。村上、岡本、山田、源田、中村…それぞれに違います。

みんな打ちそう(笑)

超一流揃いだから、構えを観ているだけでワクワクしました。


そして、やはり大谷選手。
天風哲学を理解している彼は、自分が体でも心でもなく“気”であることを知っているので、とにかくチームの士気を上げようと終始一貫、一番大きな声を出していました。

日本で一番、いや、メジャーMVP世界一の選手。それなのに、デーンと構えて座っているのではなく、まるで声出し役の下っ端のよう。一回戦からずっとチームの士気を上げることに終始努めていました。

準決勝のサヨナラの場面も、まず二塁打で出塁。一塁を駆け抜ける際には帽子を脱いでの全力疾走。そして続けとばかり、大声を出し全身でアピール。次の吉田がフォアボール。そして村上の3球目についに待望のホームラン!

決勝戦も9回のストッパーとして、泥だらけのユニフォームで登場した大谷。こんな選手はいない…。
7試合全てにヒットを打ち、全力でプレー。疲れているだろうに、最後はピッチャーとしてマウンドに立つという、観ている方にはワクワクのお膳立て。

しかも、最後のバッターが同じエンゼルスのトラウト。メジャー最高スラッガー。いや〜、なんと贅沢な時間だったのでしょう!ライブで観て、夜の放送も観て、ニュースも観ました(笑)。

大谷も最後はトラウト勝負!と思っていたようですが、フォアボールを出した時点で最後のバッターとはいかなかったか…と。でも、次ゲッツー。結局、最後トラウト勝負という夢の対決が実現。全てストレート勝負。最後はスライダーで空振り三振!!日本は優勝に輝きました。

大谷の先発で始まり、大谷で終わった今大会。ダルビッシュもそうですが、会見で大谷が口にするのは、アジアの他の国々の名や、次世代の子ども達のこと。やはり、超一流は人間の器量が違います。だから超一流なんだ、と改めて…。

菊池雄星選手や大谷選手を生んだ花巻東高校では、一番苦しい坂道ダッシュも面白がれるよう工夫しているのだそう。チームの盛り上げ役が、「このダッシュは、8回裏3対1で負けている場面で『それでもヨッシャー行くぞー』という場面のダッシュだー」とダッシュする。試合の苦しい場面を想像して坂道ダッシュをするそう。何気なくやらない。ちゃんと一つひとつ意味づけして、盛り上げて練習していると。
その習慣が、苦しい時でも楽しめる心を作るんだナ。
普段の練習からそうだから、本番の大事な場面で力を発揮できるんだナ。

花巻東高校が神戸に遠征の練習試合に来た時、岩手から神戸に来て
3試合終えて帰る時、佐々木監督が「よし、最後に50本ダッシュして帰るぞ!」と言ったそうです。すると花巻東高校の選手たちは、「やったー、これでもっと足が速くなるぞ!」「おかげで2塁打が3塁打になるぞ!」と間髪入れずに喜んでダッシュを始めたそうです。これには、相手の監督さんも驚いたそう。

逆境でも最高の言葉を発する。

うーん、大谷自身も凄いけど、周りもいろいろ凄すぎる(笑)。

他の日本チームのメンバーも全員、人柄の良さが感じられ、みんなで次に繋ぐぞという一体感が見られました。だから結果が出たし、観ている方も面白かったのではないかと思いました。ヌートバーもすっかり溶け込んでいました。彼の活躍も大きかった。佐々木朗希選手の球の速さに世界が驚いた…。栗山監督も、魂を見せることのできる選手を選んだと言っています。監督も選手も本当に素晴らしかった。

見応え満点の今大会。
いや〜、本当に楽しませていただきました。

選手の皆さん、監督さん、お疲れ様でした。ありがとうございました╰(*´︶`*)╯♡


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