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栗山 万葉(文まち)

私もはじめは利用者のひとりで、舞台美術の人でした。21歳かそこらでした。はじめての立誠公演の初日が明けてホッとしていると事務局の人が、出来栄えや今後について聞いてきてくれました。やがて事務局の一員になりました。京都の地域コミュニティの結束力やパワーは驚くべきもので、今日まで文化・芸術をはじめ様々な面を支えてきたことは有名です。とはいえ北海道から出てきた身からすると少し近寄りがたいイメージでした。ですが、この地域の方々は新しい文化や他の地域から訪れる人をもスッと受け入れてくれる深い懐の持ち主でした。人生には重要と思える出会いが幾つかありますが、間違いなくそのひとつが立誠小学校との出会いでした。

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