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第25回 アイルランドのメロディアスな太鼓バウロン/Guest トシバウロンさん(2021年4月19日放送)

ありがとうようの音楽は世界だ!


とうよう
「こんにちは綾川町在住のアフリカンドラム奏者、ありがとうよう こと三好東曜です(みよしとうよう)。」

かじたく
「こんにちは!かじたく こと鍛冶匠(かじたくみ)です!」
「さあ、とうようさん、気持ちいい季節ですね。」

とうよう
「とても気持ちいいです。なんかねぇ、外で演奏したくなりますよね。」

かじたく
「今度バスキングしないとですね。」

とうよう
「そうですね。やりましょう。」

かじたく
「やりましょう。さあ、とうようさん、今日はスタジオにゲストが来てくれるんですよね。」

とうよう
「はい、今日はバンド、カルマンのメンバーでバウロン奏者のトシバウロンさんが来てくれてます。」

カルマンのページ


かじたく
「おぉーバウロン、トシバウロン!楽器の名前ですよね。」

とうよう
「そうですよ。バウロンはアイルランドの打楽器です。トシバウロンはバウロンが好きすぎて名前にしちゃったような感じですね。」

かじたく
「(笑)なんかまたすごい人ですね。」

とうよう
「今日はそんなバウロンの魅力をたっぷりお聞きしましょう。」
トシバウロンことトシです。よろしくお願いします。」

トシバウロンさん
「どうもよろしくお願いします。トシバウロンです。

トシバウロン

トシバウロンのページ


かじたく
「トシバウロンさん、バウロンが好きすぎて、前にしちゃったっていう風に。。。」

トシバウロンさん
「そんなことないです。」

かじたく
「あれ、そんなことないですか?」

トシバウロンさん
「大嘘です(笑)」

とうよう
「違うんだ(笑)」

トシバウロンさん
「でもバウロンって全然馴染みのない名前じゃないですか。それで芸名にしてみたら一緒に覚えてもらっていいかなということで、僕のトシという名前の後にバウロンってつけて、トシバウロンという芸名で活動しています。」


バウロンを叩くトシバウロン

かじたく
「でもつまり、バウロンが大好きということですね。

トシバウロンさn
「まぁ、そうですね(笑)」

とうよう
「(笑) 好きじゃなかったら叩いてないよね」

かじたく
「そうですよね。」

トシバウロンさん
「でも今は三線とかも好きですよ。」

かじたく
「そうなんですか。トシ三線(笑)」

トシバウロンさん
トシ三線かもしれません

かじたく
なんか空振りしてそうですけど(笑)

トシバウロン
「さすがだなー(笑)」

かじたく
「でもバウロンという楽器、なかなか聞いたことないんですけど。」

トシバウロンさん
「そうですね。じゃ、まず1曲聞いていただきましょう。僕のバンドでジョンジョンフェスティバルというアイルランドとかスコットランドの音楽をやっているジョンジョンフェスティバルのライブアルバム「LIVE at 求道会館 2019」からバウロンのソロをお聞きください。」

John John Festival /Live at 求道会館より Bodhran Solo


ジョンジョンフェスティバル

~バウロンとは~


かじたく
「打楽器ですよね?」

トシバウロンさん
「そうですね」

かじたく
「いろんな音が出てませんか?」

トシバウロンさん
「そうなんです。割とメロディアスな楽器で、太鼓は一つだけなんですけれども、皮に手を当てて音程を作るんですね。なので今聞いていただいたようないろんな音がその1台で出ます。」

かじたく
「実際に今日楽器持ってきていただいてるんですよね?」

トシバウロンさん
「はい、はい、そうです。こんな感じですね。ちょっと今聞いていただいてる方には見えないですけれども。」

かじたく
「なんかレコード盤くらいの大きさですね。」

トシバウロンさん
「そうですね。とうようさん、これどんな感じですか?」

とうよう
皮を片面だけ貼ってあるスネアドラムみたいな形なんですけれども。縦にして叩くんですよ。」

トシバウロンさん
「そうなんです。そうなんです。」

かじたく
「まさに小脇に抱えてるみたいな感じですよね。」

トシバウロンさん
「そうなんです。」

~バウロンは音程を演奏できる太鼓~

かじたく
「本当に綺麗に音程がついてるんですね。」

トシバウロンさん
「そうなんですよ。わりと達人は、もうしっかり音階が出せますね。ドレミファソラシド、ドレミファソラシドって。」

かじたく
「一つの太鼓でそんなことができるんですね。」

トシバウロンさん
「そう、結構便利でね。だから持ち運びも楽だし、僕はこれ流行るといいなと思って活動してるんですよ。」

かじたく
「なるほど。バウロンってさっきアイルランドの楽器というふうにお聞きしたんですけど、バウロンとトシバウロンさんの出会いは何だったんですか?」

~バウロンとの出会い~


トシバウロンさん
「はい。大学卒業したあと僕、アイルランドに1年語学留学に行ってたんですけど。そのときに出会いました。


かじたく
「何でアイルランドに行こうと思ったんですか。」

トシバウロンさん
『それはね、たまたまです。あの卒業旅行で行って、「すごくね、いい場所だな、いい国だな」と思って。で、本格的に1年語学留学その後したんですけどね。』

かじたく
「じゃあ、元々アイルランドの音楽にが好きだった、とか触れてたっていうわけではないんですか?」

トシバウロンさん
「じゃないんですよ。アイルランド音楽に触れたのは卒業旅行のときに初めてね。ただ、僕らの世代って、アイルランド音楽に影響を受けた日本の音楽をよく聞いてたんです。例えばファイナルファンタジーってあるじゃないですか。そのゲーム音楽はすごくアイルランド音楽の影響を受けて。多分僕らの世代、僕今43歳なんですけど、その前後の人はそのアイルランドの音楽を聞いたときに、そういうのをすごく意識すると思いますね。」

とうよう
「ケルト音楽ね。」

トシバウロンさん
「そうですね。全般的に言うとケルト音楽に総称されるんですけど。」

トシバウロンさん
「へー、なんかルーツをたどっていくと、もういろんなものが繋がってるんですね。」

トシバウロンさん
「そうなんですよ。」

かじたく
「あのホームページ拝見したんですけど、バウロン売ってませんでした?

トシバウロンさん
「そうなんですよ。売ってます。はい、そういうこともしています。」

かじたく
「じゃ、バウロンの魅力をどんどん発信されてるというか?」

トシバウロンさん
「そうですね。そんな感じの広告となればいいかなと思ってやってます。」

かじたく
「名前もね、トシバウロンさんですもんね。」

とうよう
「ねー、もうバウロンがもう人生の一部というか、バウロンそのものっていう感じですね。」

トシバウロンさん
「。。。。はい。」

かじたく
「(笑)」ちょっと首かしげてましたけど」

トシバウロンさん
「どうかしらー。」

~バウロンの魅力とは~

かじたく
「でも一つ聞きたいのが、バウロンのー番の魅力って何だと思いますか?」

トシバウロンさん
「先ほど言ったように、いろんな音階が作れるんですよ、1台でね。そういう意味で、他の打楽器ない魅力があるかなと思います。」

とうよう
「あと、他の楽器と生で合わせるのに良い音量なんですよ。」

トシバウロンさん
「さすがジャンベ奏者のとうようさん。非常にその問題を抱えてらっしゃるんですって伝わってきますね。」

とうよう
「はい、太鼓はすごいやっぱり大きい音が出ちゃう。小さく演奏するのが、結構技術的に難しいんですけど。これはもう思いっきり。演奏はもう、眼鏡が吹っ飛び、体はもうワーッて動きまくってすごい。。。」

かじたく
「なるほど。でも、打楽器の世界って本当に広いんですね。」

とうよう
「なんかどこに行っても独特な太鼓だとか、パーカッション、いろんなところにあるんで、これはその中でもすごく珍しい楽器だと思います。」

かじたく
「うん。」

トシバウロンさん
「そう、僕もそう思います。」

かじたく
「いや何か新しい素敵な楽器に出会えてすごく嬉しいです。今日本当にありがとうございました。」

トシバウロンさん
「はい、ありがとうございました。」

とうよう
「かじくん、来週は生のバウロンを聞けますよ。」

かじたく
「おぉーどういうことですか。」

とうよう
「来週はですね、これまでご登場いただいたカルマンのメンバーがスタジオに勢ぞろいして、生演奏していただきます。せっかくなんで僕らも一緒にセッションしましょう。」

かじたく
「マジすか。」

とうよう
「マジです。かじくん、楽器持ってきてくださいね!」

かじたく
「やりましょう。」

とうよう
「それでは、ありがとうようの音楽は世界だ。来週もお楽しみにー!」


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