【ハワイアン・ミュージック#8】Ka Lehua I Milia

ハワイには、200年前まで文字がありませんでした。キャプテン・クックがハワイを見つけ、宣教師がやってきて、ハワイアンが話す言葉をアルファベットに置き換えていき、話し言葉だけだったハワイ語は、文字として書けるようになりました。

ハワイの文化を学ぶとき、ハワイ語は避けて通れません。そして100%の確率で「Hawaiian Dictionary」にお世話になります。ハワイ語の権威 Mary Kawene Pukuiが作ったハワイ語の辞書です。ハワイ語に生涯をかけたMaryさんは、ハワイアンソングの作詞も沢山しました。Ka Lehua I Miliaも、そのうちの1曲です。

彼女の書く詞は、わかりやすい文法でシンプルな単語が並べられています。なのに、その短いフレーズから見える景色、気持ち、願い・・・込められたことが溢れんばかりに伝わってくるのです。

例えば、この歌の1番に出てくる ka lehua i milia e ka ua noe。訳すと、レフアの花が(ka lehua)、霧雨によって(e ka ua noe)、優しく撫でられる(i milia)。レフアの花と雨は恋人同士のことです。この1行で、美しさも、優しさも、艷やかさも、情熱も、ひとことも書かれてないのに、全部伝わってきます。

私のkumu(師)が「日本には俳句があるから、ずばり言わずに伝えるハワイの詩を日本人は理解できる」とよく言うのですが、ほんと、俳句とおなじです。

話がすっかり逸れてしまったけど、Mary Kawene Pukuiが書いた熱烈なラブソング、Ka Lehua I Milia。詩に描かれた世界を、より豊かに伝えるアシスタントのように踊れたらなあと思います。ちなみに、作曲はMaddy K. Lam。この2人はゴールデン・コンビ。他にも名曲がたくさんあるので、また紹介します!


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