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伝えたくなる魅力=共感がバズる

バズる商品の作り方

「∞プチプチ」という商品を見たとき、すごいと思いました。
プチプチをずっと潰せるなんて、楽しそうですよね。
しかも、それだけで何もできないのにプチプチ。
これはすごいアイデアの商品だと感心しました。
この「∞プチプチ」を開発したおもちゃクリエーターの高橋晋平さんをインタビューした記事『商品を「バズらせる」ための条件とは?』を見つけました。
それならばということで、バズるマーケティングについて学んでみようと思います。


バズる商品には何が必要?

SNSが生活に浸透している現代では、誰もが一度は耳にしたことがある言葉「バズる」。
バズる商品やサービスは、消費者の注目を集め、認知度や売上に大きな影響を与えます。
でも、バズることは“運次第”だと思っていませんか?
実は、戦略的に仕掛けることもできるんです。
そこで、バズる戦略のために必要なマーケティングについて調べてみました。

バズマーケティングとは?

バズマーケティングとは、口コミ(UGC)を活用して商品やサービスをPRするマーケティング手法の一つ。
バズマーケティングは、「がやがや言う、噂になる」という意味の英語「Buzz」が由来しています。
今では「SNSで“バズった”あの商品」のように使われていますね。プロモーションが打たれていたり、消費者間でも良くも悪くも「バズっている」「バズった」と言われています。
バズマーケティングでは、「企業から人へ」人為的に生み出したコンテンツを爆発的に多くのユーザーに拡散させることを狙います。
そのためには、「伝えたくなる魅力」を持った商品やサービスを企画開発することが重要。
では、「伝えたくなる魅力」とは何でしょうか?

伝えたくなる魅力とは?

伝えたくなる魅力とは、消費者自身が情報発信者となって、自分の言葉で誰かに伝えたくなるような商品やサービスのことです。
その特徴としては、「共感できる違和感」「共感できる新しさ」「共感できる意外性」などがあります。どれも“共感”がキーワードです。

共感できる違和感

共感できる違和感とは、一見不合理や非現実的なものでも、実際に体験したら楽しいと思えるものです。
例えば、「∞プチプチ」(バンダイ)や「味のしない?飴」(カンロ)などがそうです。プチプチを永遠につぶせたり、味のしない飴を舐めたりすることに何の意味があるのか分からないけど、やってみたくなりますよね。

共感できる新しさ

共感できる新しさとは、既存のものに新しい要素を加えて、驚きや発見を与えるものです。
例えば、「日本一楽しい漢字ドリル うんこ漢字ドリル」(文響社)や「チョコレートカップヌードル」(日清食品)などがそうです。漢字ドリルにうんこを使ったり、カップラーメンにチョコレートを入れたりすることで、新しい体験を提供します。

共感できる意外性

共感できる意外性とは、予想外や常識外れのものでも、実際に使ってみたら便利だったり面白かったりするものです。
例えば、魚焼きグリルの網に揚げ物を置く方法やタイムマシン型目覚まし時計「タイムマシンアラーム」(株式会社ウサギ)などがそうです。普通では考えられないようなアイデアでも、実際に試してみればメリットがあったりします。

これらの特徴は、「面白い!」と言いたくなる「意外性」と、「自分もそう思っていた!」と言いたくなる「共感性」を併せ持つことで、「伝えたくなる魅力」となります。
この魅力があれば、消費者自身がSNSや口コミで情報を拡散してくれます。

バズっただけではダメ

情報過多の現代では、「見つけてもらう」ことが重要です。
そのためには、「バズらせる」ことを意識して、企画開発をすることが必要です。
でも、「バズれば売れる」というわけではありません。
マーケティングとして考えれば、「バズっただけで終わらず」「バズった後も売れ続ける」ことを目指す必要がありますね。


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