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本棚:『すごいゴミのはなし』

お笑い芸人で、ゴミ清掃員の滝沢さんの本。他にもあるかしら?と図書館の蔵書を検索して見つけたのが本書。子ども向けの本にはなりますが、ぜひ、ゴミ出ししている大人にも知って欲しい内容です。
ゴミと聞くと、汚い、臭い、というイメージがあるかと思いますが、臭い原因は水分。特に生ごみの水分なので、生ごみを出す際は、しっかり水切りして出すとよいです。さらに、水分が少なければ、焼却炉で燃やすために必要なエネルギーも削減できます。
以前住んでいたところでは、指定のゴミ袋の一番小さいサイズが20L。意識する前は、2週間ぐらいの頻度でゴミ出ししていましたが、最終的にはゴミ袋がいっぱいになるのに1カ月半ぐらいかかるように。そこまでゴミ削減するのに、最初の難関となったのが生ごみでした。意識してゴミを減らしても、ゴミ袋にはまだ余裕があるのに、臭いにより、やむなくゴミ出し…となりまして。生ごみ処理機を調べる中で、乾燥させるものがあると知り、それだったら天日干しでもいけるのでは?と調理中に出る野菜くずを網の上に並べて乾燥させることに。晴れの日は陽のあたる場所に。雨の日は24時間換気の浴室へ。トップの写真が乾燥後の写真になりますが、臭いが解消されるだけでなく、重量も嵩も減って、いいことづくめです。
エコと言えばリサイクル!と思われているような印象がありますが、リサイクルは焼却や埋め立てよりはマシなだけであって、やっぱりリデュースが大事だなと強く思いました。


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